一色登希彦/ブログ 

一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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「漫画家のなり方」36

第10章 雑誌に1本載った ここから先に進む時の覚悟

   その1 まだ、本論の定義での「プロ」ではありません   

雑誌に漫画が載りました。
おめでとうございます。

どの時点で「漫画家」を名乗ってももちろん良いのですが、本論の漫画家の定義は、
「商業メディア/流通書籍への執筆掲載で収入を得て、その収入のみで、来月、再来月あたりも生きていくことができそうな人」、つまり、「漫画描いていくことで生活手段を手にしているひと」をプロの漫画家と定義しています。
ですので、まだ、この時点ではプロの漫画家ではありません。


プロを本当に目指すかどうかもふくめ、色々な覚悟を決めていく、再検証していくことがこの時期に必要です。


   その2 ブログ 連絡手段の必須として

ブログでの不用意なふるまいに気をつけるべき、と第7章で書きました。

ただ逆に、現在、これから漫画家として仕事をして行こうというならば、ブログ、あるいはウェブサイト、何らかのインターネットメディアに自己を開いていることは、ほとんど絶対条件になりつつあります。

自身の広告宣伝のため、ブログ/ウェブサイト等のインターネット媒体、とりわけ、相手からの連絡手段としてのメールアドレスは用意することをおすすめします。

別に毎日ブログを更新しなければいけないとかそういうことではありません。
むしろ、毎日更新なんて、ありえません。と、この口で言ってみる。
楽しいブログにしたければ、お好きなように楽しくしてみて良いです。
好きな漫画家さんだけでなく、好きな誰かのブログやホームページ、そこでのその人の「ネット上での振る舞い」は、参考になるはずです。
少なくとも、第7章で書いた、漫画家になりようのない、「どうしょもないブログ」になってはいけません。

不特定多数に見られるという意識を持って下さい。

「どうしょもないブログ」になるくらいなら、無愛想なブログで良いです。
ページだけ、メール等の、連絡手段の公開だけ、行われていれば良いのです。
漫画家に対して、仕事をしたい、仕事を依頼したいと思った人が、漫画家本人にアクセス出来る手段を漫画家自身が持っていることは、もはやほぼ必須です。

どのような理由かと言えば、本論最初の数章で書いたように、漫画家が、出版社や雑誌に身を委ねる時代が急速に終わろうとしているからです。
このように書いていることすら、あっという間に、過去のトボケた記述になるように予感しています。

商業漫画のごく初期をのぞいて、漫画家への連絡手段は出版社が握り続けていました。
今は、その時代の最後の瞬間です。
他の編集部、他社の編集者は、作家に連絡を取りたくてもその手段がないことが多いです。
別の出版社の編集者が、ある漫画家に漫画を描いて欲しいと思ったとします。
その漫画家に打診をしたいと思って、現在その漫画家が執筆している出版社に問い合わせをしても、その漫画家の連絡先を教えてくれない場合が多いです。

そうすると漫画家は、知らないうちに仕事のチャンスを失っていることになります。

ここから先、そのことに意識的になるかどうかは、たいへん重要なことです。

知り合いの作家さんは、インターネット上で設けた連絡手段のみで、多くの出版社、多くの編集さんから、アプローチをもらい、仕事を展開させました。
少なくとも今からほんのしばらくの間は、その依頼に応えて漫画を描いて行けば、漫画家を続けられそうな、素晴らしい展開です。
逆に、メール以外の手段で、その作家さんへの連絡はありませんでしたので、メールアドレスを公開していなかったらと思うと、仕事はほとんど広がっていなかったでしょう。
素晴らしいことですし、また、おそろしいことです。

今は、読者さんも、メールにて感想を下さいますし、それは、自分の作品がどのように読まれているかを知る、大切な手段となります。

ネット上の連絡手段を確保して下さい。
自分のペンネームで検索すると、自分のブログが筆頭に出てくる。そのようにして下さい。ブログタイトルと自己紹介等で、名を名乗れば、しばらくして検索の上位に出てきます。といって、自分もシステムをよく知りません。どうぞ各自で研究して下さい。

今現在、プロの漫画家として多数の編集者ともやりとりがあって、別にこれ以上、新たな仕事の依頼は当面必要ない、というかた以外は、誰かが連絡を取りたいと思ったらインターネット上にてアクセス可能な状態に自分を置いて下さい。

このことに、何らかの理由や個人的感情や主義主張のつもりでためらいを持つようでしたら、現代において、個人の名で漫画家をやって行くべき資質に、重大な欠落を抱えていると思って下さい。

自覚的になった上で、そうした連絡手段をもたないことは構いません。
ただその時は、自分が、他の漫画家志望者よりもどれだけ自分を不利な状況に置いているかも同時に自覚して受け入れて下さい。
少なくとも、「こんなにやっているのに、引き合いが何もない」などという資格はありません。

余談、当たり前の余談ですが、ブログに関しては、「コメント」機能のようなものは解放するべきではないです。
自分はブログの「炎上」というやつがよくわかりません。
放火することを罪と思わない、もしくは放火したくて仕方がない者ばかりがうろつく場所に、わざわざ火種や可燃物を放置するのは、ただ「管理人の不注意」なだけです。


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