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一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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「漫画家のなり方」31

第8章 最初の漫画 最初の1作を描いてみる

   その8 編集者のどんな対応にもビックリしない

で、ビックリしないで下さいね、という話です。
ビックリするのは仕方がないけど、グッタリしないでよいですよ。
最初に漫画雑誌の編集部に持ち込みに行って、ビックリしなかった人の方が珍しいと思います。

それは、本章の冒頭から書いているように、漫画を描いて持ち込む、こちらの心構えの不備によるところもあります。
しかし、それと同時に、本当に態度の悪い編集者も存在します。


怒っても構わないのですが、自分はあまり、この時点では相手を怒ったり質したりする利点を感じません。こちはまだ弱い立場、だと、向こうが思っているフシがあります。戦ってもいいですが、かなり一方的な消耗戦です。

そして、どういった怒り方が果たして真っ当なのか、最適のバランス感覚で対応することはこの段階ではなかなか難しいです。

また、相手の態度が悪い中でも、批評には聞くべきことが含まれている場合は、何もかもを拒絶するのもどうかということになります。始末悪いですね。
本当は、本当は、プロとして仕事をするときに、どんなに正しいことをいっていても、態度が悪いのはアウトです。
年齢差があるということだけで、持ち込みにきた人や、新人作家に、

「おめぇよぉ」

などという口のききかたは、あってはいけません。しかし困ったことに、本当にこういうことは多いのですよ。

夕方4時台、開けた缶ビール片手に初対面に現れた編集者もいました。

もうしかたがないので、いちいち怒っても疲れるだけです。どんなことでも起こりうる心構えで向かい、それでもビックリしておいて、のちにプロになった時に、「あの時はビックリした・・・」「とんでもないヤツが本当にいた」と、ネタにして元を取り返したらどうでしょう?
そのほうがよほど生産的だと思います。

初対面でビールって。

最初のひとこと「ああどうも」
漫画を読んでふたことめ「まずね、出だしがもうダメ」

そうかもしれないがお前の出だしがダメだろ!

そうしたこととは別に、自信満々あるいは不安満載で持って行った作品が、とにかくボロクソに批評されるかもしれないことは、覚悟して下さい。
いままで、身内/友人という好意的な読者にしか読んでもらっていなかったのが、突然、「不特定多数の読者代表」のような顔をした相手から、残酷なリアクションを見舞われることになるのです。
何もかもが真っ暗に思えることでしょう。

「色々言われたあと、どうやって家に帰ったか、覚えていない」
と回顧するひとが、ほんとうに多いのです。でも、これは、何もかもの終わりではありません。

すべてはここから始まります。


   その9 そのまま雑誌に載る場合

描いた1作目の漫画を持ち込んで、読んでもらい、それがそのまま雑誌に載る、というパターンは、自分の知る限り、ここ最近ではもうあまり聞いたことがありません。
載ったら喜んで下さい。この次の9章をひとつ飛ばして、その次を読んで下さい。


   その10 何作か描いて、雑誌に載る場合

前項のように、漫画を持ち込み、あるいは投稿して編集者と縁が出来て、ネームのやり取りをして、漫画の完成度を高めて、そしていくつかの出方があるのですが、雑誌に掲載という形になります。
その詳細はこのあとの9章にて。


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