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「漫画家のなり方」21

第6章 技術論としてのおすすめ文献 10プラス1


このような文献を10ほどご紹介。

漫画家志望の方が、ずいぶんと自分の才能に自信を持っているらしいことと関係があるのかどうか、みなさん、あまり、「漫画の描き方」を調べたり、突き詰めたり、人に聞いたりしないように見えます。

インターネットももちろんですが、本をはじめ、様々なことから「創作」については学んでおかなければ、今この世界にあるもの以上のものは作り出せません。

既存の何かに批評的であるならば、その批評対象の詳しいところを知らなければなりません。
今ある漫画や、漫画の技法に文句を言うならば、それらを熟知しなければなりません。
「型破り」は、まず「型」を知らなければ出来ません。

「漫画の描き方」的な文献は、少し前にくらべると、大変多くの数が世に出ています。
これから下記に挙げるもの以外にも、有用なものはありますし、また同時に、読んでも読まなくてもいいようなレベルのものも、それ以上にたくさんあります。
以下に列挙する参考文献は、自分が目を通した文献の中で、最上の有用性があると考えるものです。

漫画家さんが書かれたものがあり、小説家、シナリオライター、映像演出家、色々なジャンルの方が、そのジャンルのために書かれた技法書であったりしますが、すべて、漫画を創ることに応用がきくものです。

全部買いそろえても、1万円とちょっとの金額です。
中に書かれているノウハウが、本当に身に付くのなら、なんと安価な出費なのでしょう。

本は素晴らしい!

それぞれの文献を紹介し、あわせて、その文献をおすすめする理由を添えます。

他にも、おすすめしたい、あるいはおすすめ出来る文献は、多くあります。
ただ、これ以上挙げても、内容や主旨が同じようなものがかぶってきます。
それぞれの文献は、その文献が属するテリトリーのようなものから「代表」のようにピックアップしたものです。

文献は、数にして10ほど挙げています。
つまり、10ほどの、「技術論のテリトリー」のようなものを仮定して、その中から選んでいるので、さらにもっと読みたい、深く知りたい、とお考えになれば、そのテリトリーを深く探って、同種の文献をひもといて行くことはできるはずです。
具体的には、大きな本屋さんで、図書館で、あるいはアマゾン等のネット検索の「この本を買った人はこんな本も調べています」的な類似検索で、挙げた本の近隣にある本を手にすれば良いことです。
また、その時に、ここに挙げた文献の「本物度合い」を理解して下さっていれば、類似の本を手にするときの価値判断の基準は出来あがっているはずです。
あとは自分の好みと見る目で、自分の為になる文献を見つけることが出来るはずです。
役に立たないものを選別する目も備わるはずです。
そのようにして、生きた自分の漫画の技術を身につけて下さい。

文献の紹介に添付した各データは、入手の一助となればという限りの目的で添えていて、かなり適当なネット上からのコピペ等を元にしていますので、細かい部分で不正確が多々ある可能性があります。ご承知置き下さい。



1 「マンガの創り方 誰も教えなかったプロのストーリーづくり」



著者/山本おさむ
出版/双葉社
定価/3,990円 (本体 3,800円)
ISBN 978-4-575-30057-4

アマゾンだとすでに値の上がったリセール品しか無い瞬間があるようです。
探し方次第では、最近まで、新本を入手出来たと記憶しますが・・・

漫画家の山本おさむさんが書かれた本です。
どうでもいいけど、「山本」さんというお名前の方の「優れた漫画家率」、なんだか高くないですか?

現役の漫画家さんが文章で論理化した漫画演出技法書としては、筆頭に挙げたい本です。
ご自身が、おそらくはご自分の為に、漫画以外の様々なジャンルから「物語」の演出技法を学び、身につけたプロセスを明かして下さっています。
それをさらに言語化して、漫画家志望者やさらに現役の漫画家さんのスキルアップにも耐える論理を積み上げています。
たいへんページ数のある、ボリュームのある本です。読みごたえがあります。




2 「石ノ森章太郎のマンガ家入門」


著者/石ノ森章太郎
出版/秋田書店
定価/590円
ISBN-10: 4253172504
ISBN-13: 978-4253172509

なんと安価な!

前項で「現役の漫画家さんの代表作筆頭」を挙げましたが、こちらは「故人」あるいは「クラシック」と言うべき著作の筆頭に挙げたい本です。
「クラシック」筆頭ならば、手塚治虫さんの漫画入門ももちろん候補に考えられます。


石ノ森章太郎さんの著作を挙げたのは、自分の趣味のレベルの選択です。

ただ、いくつか、「こちら」を選択した理由は述べられます。
この、石ノ森章太郎さんの著作は、ご自身の漫画家キャリアが大変浅い時代に書かれたもののようで、その点に驚きます。
また、技法書として、現在でも充分に通用する内容を持っていることももちろんなのですが、本論ですでに述べた、
「よほどの特別な覚悟がないと、プロの漫画家になることはおすすめしない」
という主旨は、実は石ノ森章太郎さんがこの本で述べていらっしゃることです。

自分だけの空想の世界、自分が王様でいられる世界を、他人に明け渡すことの喜びと恐怖。

その点に関して、明確に、読者つまり漫画家志望者に覚悟を求めています。

漫画家になること、漫画家であることに関して、手塚治虫さんとはまた別の、深い「業」を感じます。
生半可に漫画家を目指さないで欲しい。
漫画家であることに命懸けであって欲しい。
石ノ森章太郎さんのそうした思いが、この本からもにじみ出ているのです。

本全体から、漫画家になりたいと考え始めてしまった人に向けての、祈りに近い思いが強く感じられます。




3 「快描教室 マンガの悩みを一刀両断!!」ほか 菅野 博士(菅野 博之)さんの漫画技術関係の著作

著者/菅野 博士
出版社/美術出版社
定 価/1470円
発売日/1999/10/15
ISBN-10: 4568501938
ISBN-13: 978-4568501933




山本おさむさんが、現役の漫画家さんの「理論」書の筆頭だとして、言い比べるなら、こちらの菅野 博士(菅野 博之)さんの著作は、「技法」書の筆頭であると言えば良いでしょうか?
あるいは山本おさむさんが「アタマにインストールする理論」であるのに対して、菅野博士さんは「目と手にしみ込ませる技法」でしょうか?
まあ。あえてふたつを言い分けるなら、という程度のものですが。

菅野さんの技法書は、理論と、ビジュアル面からのアプローチの、両面の融合のようなたたずまいです。
漫画の技法の分析という点において、これは「大発見」「大発明」だと自分は思っているものがあります。
おそらく菅野さんが名付けたであろう、「視線誘導」という、漫画のコマ割りの分析と構築の理論は、たいへん画期的です。
もちろん、「視線誘導」と名付けられたその技術は、漫画家さんはそれぞれ身に付けている技術です。
そして過去の技術書においても、同じことは書かれていないわけでは無かったのですが、菅野さんが卓越している点は、その「技術」に名前を付けて、比類のないくらいに分析し、体系立てた点です。

手前味噌になりますが、実は、まったく同じ発想の同じ理論体系を、自分も10数年前に「発見」しました。
それを「発見」した時は、「こんなことをしゃべったら殺される」と思いました。本気で。
それくらい、漫画の秘密、それぞれの漫画家さんの、創作のリズムのようなものがわかってしまう分析の仕方が、身に付いてしまったのです。
残念ながら、「視線誘導」などというナイスなネーミングを一緒に思いつくことが出来なかったので、自分の「発見」は、自分と、自分の周囲の限られた人にしか役に立つことはありませんでした。
「しゃべったら殺される」レベルの、値千金の秘術が、菅野さんの技法書には満載です。

「コマ割り」、「レイアウト」といった、ビジュアル面からのアプローチでの技法は、菅野さんの著作数冊で、必要にして充分なものが身に付きます。

「レイアウト」という考え方に関しては、押井守さんがご自身の映画作品について技術解説をされている本がいくつか出ていて、理論としてとても参考になります。そちらも併せておすすめしたいです。





4 「ベストセラー小説の書き方」


著者/ディーン・R. クーンツ、Dean R. Koontz、 大出 健(訳)
出版社/朝日新聞社
定価/720円(本体価格)/756円(税込価格)
発売日/1996/07
ISBN-10: 4022611561
ISBN-13: 978-4022611567

小説家が書いた、「物語執筆技法」として、コンパクトで明瞭です。
タイトルに何らかのアレルギー反応を感じる方は、本当に商業作家になりたいと思っているのかの自問自答を含めて、リトマス試験紙的にモノを考える足がかりにも出来るはずです。




5 「書きたい!書けない!なぜだろう? 」(夢を語る技術シリーズ)


著者/マリサ デュバリ、Marisa D’Vari、別所 里織、 岡田 勲(訳)
出版社/ストーリーアーツ&サイエンス研究所
定価/1890円
発売日/2002/03
ISBN-10: 4750002437
ISBN-13: 978-4750002439

ハリウッド映画のノウハウの海から生まれ出てきた多くの技法書のひとつです。
基本的には、シナリオ執筆技法のようなものに属します。
ハリウッド産の技法書は、いくつか読んで行けば、だいたい、どのような主旨が存在するのかはわかってくるはずです。
自分に合う優れた技法書を見つけ、必要なものを必要なだけ身に付けて、自分のものにして下さい。
そして同時に、それだけに捕われないように気を付けることも忘れずに。

この本は、それとは別に、
「苦しいのはわかります。でも、いいから、大丈夫だから、とにかく頑張って作品の出来や評価は気にせずに、ひとまず書き上げましょう。話はそれから!」
という、作り手の苦しみへの共感と愛と、作り手への励ましが感じられて、ステキです。

タイトルの通りのことが書かれています。

漫画描きたい、漫画描けない、なぜだろう・・・と考えることがあったら、読んで下さい。




6「ファンタジーの文法 物語創作法入門」 (ちくま文庫)
著者/ジャンニ・ロダーリ 窪田 富男(訳)



出版社/筑摩書房 (1990/09)
定価/840円
発売日/1990/09
文庫/347ページ
ISBN-10: 4480024816
ISBN-13: 978-4480024817

2項前の「ベストセラー小説の書き方」が、「物語を作る作家であること」への愛が強く書かれているように思えるのに比べて、この本は、著者の、「物語を作ること」への愛、あるいは「物語」への愛そのものが強くあふれています。




7 「映像の原則 ビギナーからプロまでのコンテ主義」(キネ旬ムック) (単行本)


著者/富野 由悠季
出版社/キネマ旬報社 (2002/02)
定価/2000円
発売日/2002/02
単行本/329ページ
ISBN-10: 4873765803
ISBN-13: 978-4873765808

富野 由悠季さんのこの本は、もちろん「映画」「映像」の技法書です。技術的に参考になることが満載であるのと同時に、この方らしいですが、「とにかくモノを考えろ!」というメッセージが基本を貫いています。
書かれている主張の中に、仮に、「それはどうなの・・・?」と思うところがあるとしたら(あります)、ならばその時にはキミは、有効な持論、反論、代案を用意出来ていないとダメなのだ、プロとはそういうものだ、という著者の基本姿勢がブレません。

君は生き延びることが出来るか!?




8 宮崎駿さんの絵コンテ

「ポニョ」とか、カラーですさまじいですよ。
それぞれの作品の絵コンテが、徳間書店から入手出来ます。

もう「宮崎アニメ」を、ただ楽しんでいる場合ではありません。
それではいつまでたってもただの「受け手」のままです。

「宮崎アニメ」の絵コンテが入手できるということは、クリエイターになりたいのなら、当たり前と思ってはいけない幸運だと思うべきです。

漫画作品では、優れた作品を読んで影響を受けたり参考にしたりすることは出来ても、その漫画作品の生み出される途上のプロセスに触れることはあまりできません。
アシスタントに付いた先の漫画家さんから、そうしたことのカケラでも盗み見れるのなら、実はそれはものすごく幸運なことだと言うのは、えてしてあとから思い知るばかりです。

宮崎駿さんの絵コンテは、作品の演出意図も含めて、スタッフへの指示の仕方、自問自答の痕跡、そうしたことを読み取ることが出来ます。
「これがひとりの人間の手で描かれたものか・・・」と驚くと同時に、
「ならば自分はどうしよう・・・」というところに、意識を持って行けるとよいです。

同じく、宮崎駿さんの仕事の仕方を見ることが出来るという意味で貴重なものは、「もののけ姫」のメイキング映像、
「「もののけ姫」はこうして生まれた」があります。こちらもオススメします。


また、宮崎駿さんの絵コンテを参照するならば、対比して、例えばガイナックスやスタジオカラーの、庵野秀明さんはじめ多くのクリエイターさんの手になる絵コンテ集をご覧になることもおすすめします。
(・・・高いな。新本ないんすか?)


両者の、作品の作り方に対する考え方の対比は、それぞれ必要と必然から構築されたもので、それを知ること、類推することは、モノ作りのノウハウを構築して行く際の、貴重で巨大な先例です。




9 「新インナーゲーム 心で勝つ!集中の科学」


著者/W.ティモシー ガルウェイ、W.Timothy Gallway、 後藤 新弥
出版社/日刊スポーツ出版社 (2000/06)
定価/1365円
発売日/2000/06
単行本(ソフトカバー)/284ページ
ISBN-10: 4817202106
ISBN-13: 978-4817202109

スポーツ技法書。
スポーツにおけるメンタルコントロールの技法書です。
弱いココロやダメなココロが発生してそこにハマり続けるメカニズムをひもといてくれています。
漫画を描いていれば、どこかの段階で必ず、
「まいったな」
「やんなっちゃうな」
となります。そうした時に有用です。




      10 本論「漫画家のなり方」

著者/一色登希彦

インターネット上で無料で閲覧出来るという点において、唯一無比です。

冒頭に述べたように、狭義の技術論ではありませんが、現在において必須と考える、心構えとしての技術を列挙します。
ネットでタダで見れますので、どうぞお目通し下さい。
ただより高くつくモノはないかも知れませんが。


      11 あらゆる長編ストーリー漫画単行本の第1巻と長編ストーリー漫画作家の読み切り漫画の短編集

正しくは、「技法としての文献」ではありませんが、これも添えておきます。
長編漫画の第1巻、なかでもつまり第1話は、漫画家さんの試行錯誤のすべてを見て取れます。
同じく、そうした長編漫画を描かれている漫画家さんが描かれる短編漫画は、同じ作家のその長編漫画との対比が出来るという意味において、参考になります。
もちろん、短編をメインに描かれている漫画家さんの作品は言うに及ばず、なのですが、対比が可能ということで、長編をメインに描かれている方の短編、は、参考になります。
ひと昔前の時代には、今よりももう少し、長編を描かれている漫画家さんが、短編読み切りを描かれる機会が多く、それを集めて単行本にする、ということが多かったように感じます。
それが少なくなってしまったように見えるのは、残念なことです。


      12 文献を読んでいただくにあたって

ここにご紹介した参考文献を読まれて、漫画家になりたいと考えている方が、何も得る所を感じない、というならば、やはり漫画家になることはおすすめしません。
それは、まだ、「好き嫌い」でモノを見ている、ということです。

本論の振り出しに戻って下さい。
このままここから先を読んで下さって、実用的な意味で得るところはありません。

文献を自分のものにして行く時に、必ず意識していて欲しいことがあります。

多くは作家さんでもある、上に挙げた文献の作者の、作家としての作品を、知っていようといまいと、好きであろうとなかろうと、その作家、あるいは作品への「好き嫌い」を、ご紹介した文献の評価に結びつけないこと。

自分自身、挙げた参考文献の作者の、作家さんとしての作品を、すべて知っているわけでも、すべて好きなわけでもありません。
すべての文献は、著者の皆さんが「プロの言葉」で書かれ、述べられた真実が込められたものです。
それは、そして、「創り手になりたい人」に向けて、切実に書かれたものです。
同時に、文献の内容が語る「技術」のディテイルについて、自分の目から見ても、それぞれの作者さんの文献に、
「そこは違うな」
「それはもっと、こう言った方がいいな」
と、突っ込みドコロを見つけようと思えば、いくらでも見つけられます。
でも、そうした思いが芽生えたら、こうも考えてみるべきです。
「じゃあ、そういうお前自身は、どうなんだ?」
そう考えれば、究極的には、
「もう、人の揚げ足取りはいいから、漫画を描かねば」
と、なるはずです。

列挙した文献は、切実に語られたものであると感じられるかどうか、をチョイスの主観的基準のひとつとしました。

ご紹介している文献はすべて、作家さんの切実さを感じる上に、さらに、「この有用性は、自分も保証できる。保証してでも目を通して欲しい」と思えるものを、挙げています。
ですので有用性は保証します。

読んで下さって、好き嫌いとは別に、何も得る所がないというならば、この項の最初に書いたように、本論を読み進めていただいて、得る所もまた、何もありません。
その時点で、この文章を閉じて、自分の信じる漫画を描くか、漫画家になることを目指すのはやめてお家の外に遊びに出かけることをおすすめします。

本論も含めて、これら文献を「こんなもの読まなくても漫画家になれる」とお考えになる方は、そもそも、もう、今、漫画家になっているはずなのです。


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ブロマガ【東京脱出】

ブロマガ価格:¥ 715(ひと月分につき)

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ブロマガ記事一覧

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プロフィール

「漫画家のなり方」おすすめ文献

複数エントリーをひとつの
エントリーにまとめ
おすすめ文献
してみました
根拠をもっておすすめできる
漫画の技法書等をご紹介しています

著作(試し読み可能)

電子書籍サイトeBookJapan 漫画onWebにて多くのページを試し読みしていただけます。ご購入検討の方はどうぞご覧ください。

「水使いのリンドウ」
全3巻


「Dust to Dust
~はじめの1000マイル~」

作品コメントはこちら

「九段坂下クロニクル」

現存する、九段下ビルと呼ばれる建物をモティーフにしたオムニバス
作品コメントはこちら

「モーティヴ ー原動機ー」
シリーズ 既刊0巻~4巻

「日本沈没」
全15巻


「ダービージョッキー」
文庫版全11巻
ヤンサンコミックス版全22巻

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よく読まれる記事

漫画家のなり方
継続中。長い長い。「第0章」よりどうぞ。下に目次一覧もあります。

  

「漫画家のなり方」
  目次一覧

第0章 はじめに

/その1 「漫画家のなり方」を書くことについて

/その2 もうひとつの 本論の執筆動機



第1章 漫画雑誌の終焉

/その1 漫画雑誌はもう・・・


/その2 なぜ雑誌をなくせないのか

/その3 漫画雑誌が果たしていた役割
//1 雑誌で必ず毎回新作漫画が読めた
//2 漫画の週刊生産は困難なのか?

//3 漫画家に締め切りを与えることができた
//4 編集者自身が果たしていた役割
//5 デザインや製版 もろもろの作業のコストと労力を雑誌が負ってくれていた
//6 作画アシスタントの紹介をしてもらえた

/その4 漫画に必要な様々なことをどのように確保するのか


第2章 「紙の雑誌に代わるもの」の可能性

/その1 「インターネット」「ウェブ」というシステムについて

/その2 既存の大企業がうまくいっていないようにみえること

/その3 インターネットは個人のメディア そして漫画も



第3章 制作費や原稿料や著作権や契約書のこと

/その1 原稿料は 漫画の制作費なのか?
//1 制作にかかるお金
//2 原稿料とは? その他必要なお金のことも
//3 誰も 「原稿料だけではやっていけない」と教えてくれなかった
//4 「二次使用」で得られる(かもしれない)お金


/その2 漫画の制作費は どこがどのように出すのか?

/その3 「契約書」には しっかりと目を通して下さい

/その4 著作権の知識を身につけましょう

/その5 ならば漫画はもう分業でもよいか?


第4章 再度 本論執筆にあたり

/その1 「無駄に過ぎ去る日々」と「なんとか積み重なる日々」の違いについて

/その2 漫画家になりたいのに、なれない人が多すぎる
//1 なにかが間違っているのではないか?
//2 余裕あんなぁ みんな/「才能神話」に飛び蹴りを


/その3 「姿勢」について 技術論以外のすべてのこと

/その4 キミには才能はある! あとはモノを考えるだけ

/その5 漫画家になりたいと思う前提として


第5章 “漫画家”になるのか、“漫画を好き”でいるのか

/その1 漫画を好きでいるための みっつの方法

/その2 ひとつめの方法 読者でいること

/その3 ふたつめの方法 趣味で漫画を描くこと


/その4 漫画家の定義

/その5 みっつめの方法 漫画家になる とりあえずおすすめできません

/その6 それでも“漫画家になりたい”と思ってしまった人へ



第6章 技術論としてのおすすめ文献 10プラス1
/1 「マンガの創り方 誰も教えなかったプロのストーリーづくり」
/2 「石ノ森章太郎のマンガ家入門」
/3 「快描教室 マンガの悩みを一刀両断!!」ほか 菅野 博士(菅野 博之)さんの漫画技術関係の著作
/4 「ベストセラー小説の書き方」
/5 「書きたい!書けない!なぜだろう? 」(夢を語る技術シリーズ)
/6「ファンタジーの文法 物語創作法入門」 (ちくま文庫) 著者/ジャンニ・ロダーリ 窪田 富男(訳)
/7 「映像の原則 ビギナーからプロまでのコンテ主義」(キネ旬ムック) (単行本)
/8 宮崎駿さんの絵コンテ
/9 「新インナーゲーム 心で勝つ!集中の科学」
/10 本論「漫画家のなり方」
/11 あらゆる長編ストーリー漫画単行本の第1巻と長編ストーリー漫画作家の読み切り漫画の短編集
/12 文献を読んでいただくにあたって


第7章 漫画家に なりたい人 なる人 なれない人 ならない人

/その1 なりたい人

/その2 「本当に苦しい」段階を経て、「なる人」になります


/その3 漫画家になれない人
//1 あいさつが出来ない 目を見て話が出来ない
//2 知識の多さだけで自信をもってしまっている
//3 批判することで自己形成してしまっている
//4 手数より口数が多くなっている

//5 ブログで、好き勝手に「ネガ」をひけらかしている
//6 漫画以外の「好きなこと」をひけらかしている
//7 「タダでもいいから載せて欲しい」と言ってしまう その発想は地獄の門の入り口 それを口にしてしまうことは仕事をする者として万死に値する
//8 プロですらないのに「自分がやりたいのはこのジャンルだけ」と言ってしまう


~インターミッション~
/著作権の文献 ご紹介


//9 明日もやはり描かない
//10 こんなに描いたのになぜダメなんだ、と言ってしまう
//11 例えば、絵がうまい 絵がうまいだけ
//12 昨日/先月/去年を思い返してみて、何にも変わっていない

//13 何にも変わっていないことを、自分以外の何かのせいにしてしまう
//14 感情をあらわにしすぎる
//15 やせ我慢が出来ない
//16 「こんなこと、漫画家になれるかどうかとは関係ないでしょ!?」と思ってしまう 口にしてしまう
//17 「わかってるよ そんなこと」と思ってしまう 口にしてしまう
//18 “載らないと死んでしまう、読んでもらえないと生きてゆけない” というわけではない人


/その4 ならない人

/その5 年齢について


第8章 最初の漫画 最初の1作を描いてみる

/その1 とにかく描き上げる

/その2 嵐のように襲い来る、万能感と無力感

/その3 恐怖 「描き上げたくない病」


/その4 誰も言っていないのに、勝手にダメだとか言わない

/その5 完成 おめでとう!

/その6 ホントにその第1作目の漫画は、素晴らしい。ステキです。

/その7 他人に見せる 出版社、漫画雑誌編集部に持ってゆく


/その8 編集者のどんな対応にもビックリしない

/その9 そのまま雑誌に載る場合

/その10 何作か描いて、雑誌に載る場合


/その11 付記 「ネーム」とは?


第9章 最初に雑誌に載るまで

/その1 編集者とのやり取りが再度始まる

/その2 自分の中の「よいイメージ」を絶対に守り通す

/その3 よい打ち合わせとは?

/その4 打ち合わせを何となく持ち帰らない

/その5 直せと言われたら、その場ででも直すつもりで


/その6 編集者とのやりとり しっかりね

/その7 感情を荒げる利点は少ない

/その8 転んだ時にタダで起き上がっていては 死にます

/その9 ここでも嵐のように襲い来る、万能感と無力感

/その10 雑誌に掲載されていることをイメージする

/その11 ここでも、とにかく描き上げる


/その12 最初に雑誌に載る、いくつかのパターン そのことにどうしても言及したい いくつかも含めて

インターミッション 2
/デジタルとコンピュータのこと おすすめの本


インターミッション 3
/良い本が どんどん在庫切れや絶版だ 絶句



第10章 雑誌に1本載った ここから先に進む時の覚悟

/その1 まだ、本論の定義での「プロ」ではありません

/その2 ブログ 連絡手段の必須として


/その3 喜んで席を譲る連載作家はいません サバイバルだぜ

/その4 速く たくさん 描くことでしか手に入らないことがある

/その5 描きたいペース 描きたいスタイル


/その6 プロになって そののち10年後もプロでありたいかどうか

/その7 死守するものを定める


/その8 雑誌の枠内やジャンルの枠内で作風をつくってしまう危険について


第11章 プロになりたいと思う かどうか

/その1 自分の「名」で「生き死に」をしようと思うかどうか

/その2 「エンターテインメント」の、日本語訳 わかりますか?


/その3 読み手のために漫画に仕えることと それが自分のためであることの一致

/その4 不安なのは、みな、同じです


~インターミッション 4~

/その5 アシスタントについて またはプロ以前の時代について

/その6 “漫画家のアシスタント”は “不本意”だが“みじめ”ではない


/その7 付記 漫画家がアシスタントに手伝ってもらうということ


第12章 アシスタントの日々になすべきことについて

/その1 生きてその仕事場を出る


/その2 ものを考えましょう 人に自分を委ねてはならない

~インターミッション5 おすすめ文献 さらに~
/一冊目 「人体のしくみ」
/二冊目 「ブックデザイン」
/三冊目 「デザインの自然学」


/その3 いちど自分のいままでのスタイルがすべて崩れます ビックリしないように

/その4 モノとお金以外のすべてを盗む

/その5 漫画家さんの振る舞いの全ては参考になる とにかく学ぶ

/その6 他者の作品制作に全霊で仕え、力は使い切り、しかし疲れずに帰る

/その7 漫画/漫画雑誌をたくさん読む 好き嫌いや批判を脇において

/その8 仕事場で我を出さない 感情で仕事場の空気を揺らさない その仕事場の空気はタダじゃねえぞ

/その9 自分の不満の表明のためにふてくされてはならない

/その10 人の漫画の手伝いをして、漫画を描いた気にならないようにする

/その11 仕事の合間は「お休み」ではないです 漫画を描く 描く準備をする

/その12 月に2本以上ネームを描いてください

/その13 漫画家は、ホームを通過する特急電車 アシスタントはホームに立つ人

/その14「引き出しを増やす」のウソ 脳の「インプット」と「アウトプット」について

/その15 代案を出せて初めて「批判」と言える

/その16 否定の言葉でしゃべらない タメ息などつかない しゃべりすぎて気持ちよくなっちゃったらいけない

/その17 自分を大きく見せてもしかたない(尊大さのワナに気をつける)

/その18 自己卑下のワナに気をつける(小さく見せてもしかたない)

/その19 編集者/雑誌/読み手をバカにした時点で、バカは自分です

/その20 テレビが「表現媒体」ではなく「広告」であることについて

/その21 幸せそうな人を 「幸せそうでいいよね」と思う想像力の欠如と決別する

/その22 死なない程度に、たくさん恥をかき、傷付いていい

/その23 アシスタント時代に太ったりやせたり眠れなくなったり腰痛になったり 心や体を悪くしている場合ではないです

/その24 目くそ鼻くそ同士でギスギスしない

/その25 アシスタント仲間をライバルにしない 仮想敵は少し高めに設定する

/その26 アシスタント仲間を戦友にする 孤立してはならない

/その27 「プロのアシスタント」について

/その28 漫画家の重力 人の仕事場の引力

/その29 漫画家の寝首を掻く(ホントに殺しちゃダメだよ)

/その30 いま 「どうぞ連載を」と言われたら 自分自身のようなスタッフに手伝ってもらって 月に1本 週に1本 漫画原稿を仕上げられますか?

/その31 いま描いている漫画やネームは そのまま雑誌に載って 他の作品と渡り合えますか?

/その32 少し余談 今だからこう書ける 許してあげて欲しい「漫画家の挙動不審」あれこれ

/その33 仕事場を辞めること あ、それから、お金ありますか?


第13章 絶対に漫画家になれる「漫画家のなり方」教えちゃいます


番外編 印刷会社さんに「社会科見学」(また長文です)

○タイトル○

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