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一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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「漫画家のなり方」16

第4章 再度 本論執筆にあたり

   その2 漫画家になりたいのに、なれない人が多すぎる

      1 なにかが間違っているのではないか?

こんなに「才能」があるように思える人が漫画家になりたいと意思表示して努力しているのに、なぜ、漫画家になれていないのだろう?なにかが間違っているのではないか?という思いを抱くことが、しばしばあります。

首をひねってしまうことが、とても多いのです。
そうしたことの理由が、いくらかでも言語化/論理化出来るのではないかと考えたのです。



キミには才能がある。自分でも才能があると思っているし、周りにもそう言われる。
そして漫画家になりたいと思った。
それなのにまだ、芽が出ていない。漫画家になれていない。

なぜなのでしょうか?
なにかが間違っているのではないか?

才能があるのに、漫画家になれていないということは、訓練・練習・鍛錬が足りない、ということです。

やりたいことが出来るようになるまでの、正しい訓練や練習の繰り返しを、「努力」といいます。
その努力がどれくらい必要か、努力がどれほど、必要なことのほとんどすべてか、それが理解されていないようです。

過去の自分の経験です。
アシスタントに行っていた先でいきなり、同じアシスタントの人が、何かの雑談の折に、
「ああ俺、努力ってキライなんだよね」と
名言を吐いていました。
もちろんそういう人は10年以上経ったのちの今、漫画家になってなどいません。
「何者かになるそのプロセスを、キライです、おこなうつもりはありません」と大声で表明してしまっているのだから、なれるわけがなくて当たり前なのですが。

正しい訓練や練習が不足しているのなら、そのことを言語化し、意識的になることが必要なはずです。


      2 余裕あんなぁ みんな/「才能神話」に飛び蹴りを

努力に対する無自覚や無見識を見聞きするたびに、「余裕あるよなぁ、みんな」と思っていました。

日常生活において目にすることができる「スゴいもの」の中で、「正しい訓練や練習」を必要としていないものがあるでしょうか?

練習をしないスポーツ選手など存在しないし、練習をしない音楽家も存在しません。

「才能神話」のようなものに、少し脇に控えてもらうとよいのではないでしょうか?
多くの人が、「自分には才能がある」「自分には才能がない」と考えて一喜一憂と自意識過剰と自己卑下の間を行ったり来たりしています。
しかし、「狭い意味での才能」の有る無しは、たいして重要なことではありません。
漫画を描きたいと思い立つ時点で「才能」なんてあるし、1本漫画を描いたなら、それで充分に才能はあります。

その才能のボリュームの大小はあるにしても。
だからそんなのは大事なことでも決定的なことでもないんだってば。

逆に、豊かな才能であっても、なんとか絞り出せた貧弱な才能であっても、才能でやって行けるのは、そこまでです。

「天才」なんて、「天賦の才」なのだから、誰だって持ってるでしょ?
これは、「だれでも才能がある」、とかいう種類の「悪平等」を唱えているのではありません。
才能のボリュームの大小はありますが、気にしていてもしょうがありません。
そこから先は、その誰でも持ってる「天才」を、どう練習して、形にしていくか、それだけのことです。

ホントのことを言えば、本当の「天才」に遭遇してビックリすることは、訓練を重ね、プロの世界に踏み込んだあとの、その先に割と待っています。と、言っておきます。
けれど、それは、ひとりの人間がなりたいものになれるかどうかという話とは、ほとんど関係がありません。
今日も地球上のどこかで、シロクマが逃げ遅れたアザラシを喰いちぎっているだろうことや、ワオキツネザルがグルグルダンスを踊っているかも知れないことと、学校で出た今日の宿題をやらなければならないことが、ほとんど関係がないくらいに、関係がありません。

本当の天才がいるかもしれないことと、「自分、漫画家になれる才能、あるでしょうか?」ということとは、ほとんど何の関係もないです。

何かになりたいのであれば、そのための正しい訓練や練習や鍛錬が必要です。
本論は、そうした考え方を前提として、進めます。

知らんよ、天才のことなんか。
いちいち気にしてちゃあ、日々がなりゆかんでしょ?
放っておきましょう。


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