一色登希彦/ブログ 

一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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再録1「ウェブサイト開設にあたって」(オリジナルのアップは2003年7月4日)

みなさまこんにちは、一色です。このウェブサイトは、漫画家として活動を続けていく限り何らかの形で継続してゆこうと決意しつつ開設しました。
 「ロデオドライブ」は、僕が、自分の仕事場に付けた名前です。その時は、ロスアンゼルスの有名な通りの名前である事も知らずに、ただ「語感がかっこいいから」という理由でいい加減に付けてしまいました。このウェブサイト「ロデオドライブライブ」は、「ウェブ上のロデオドライブ(僕の仕事場)」という意味を込めています。



 
 ウェブサイトに関しては、ずいぶん長い事、開設したいと考えていました。というのも、インターネットで繋がっているはずの名前も顔も知らない多くの皆さんに、僕は多大な恩義を感じているからです。と、いいますのも・・・、
 
 「ダービージョッキー」という漫画の作画で、僕は初の週刊誌連載の大役をいただいたのですが、案の定、始めて数カ月で大きな壁にぶちあたってしまいました。自分が描いて送り出しているものが、どんな風に読み手に伝わっているのか、まったくわからなくなってしまったのです。
 想像していただくと、なんとなくわかってもらえると思うのですが、例えばカラオケ等で、自分の声やBGMがスピーカーから聞き取れないと、とんでもなく音痴になってしまうでしょう?
 あるいはレーダーも無しに飛行機が霧の中を飛んでゆかねばならないとしたら・・・。
 自分が何処にいるのか、何をしているのか、自分の声がきちんと伝わっているのか、そういう事が、本当にわからなくなってしまうのです。あとあと沢山の漫画家さんに聞いたら、多くの方が程度の差こそあれ、同じような事で悩んでいる事がわかって、えらく安心したものです(気弱)。
 それでも漫画を描き続ける為に、皆さんそれぞれの方法で危機を乗り切ってゆくのですが、僕が頼らせてもらったのは、読者の方からのEメールでした。恐る恐る単行本にメールアドレスを載せてみたところ、予想を遥かに超える数のメールを頂き(それは今も毎日続くのですが)、本当にびっくりしました。
 
  びっくりする事自体、僕が読者の皆さんを信用できていなかった証拠で、ホントに申し訳なかったと今は思います。でも、何にびっくりしたって、描いている僕が「これは面白いだろう」「これはカッコイイだろう」「これはトリハダだろう」「これは泣いちゃうっ」と感じて描いている事が、ことごとくちゃんと伝わっている事。それを皆さんが、ものすごく多彩な言葉でしっかりと教えて下さった事です。
 こうして現在も漫画を描き続けていられるのは、Eメールで気持ちを伝えて下さった読者の皆さんに負うところが大、なのです。冒頭に記した「多大な恩義」と言うのは、そういうことです。
 いただくメールに関して、全てに詳しくお応えしてお返事を差し上げている時間は、残念ながら作れずにいます。一人一人にお応えする事の代わりとして、ウェブサイトを開設したかったのです。
 
もうひとつは、これはエラそな事をいってスミマセンなのですが、漫画家のサイトに限らず、多くのウェブサイトを見に行く度に「惜しい」「もったいない」と思う気持ちがつのっていた事があります。
 僕は深夜のラジオ放送で育った世代の残党なのですが、インターネット/ウェブサイトは、もっと双方向で活き活きとしたコミュニケーションの道具として有効に使えるのではないかなあ、と思うのです。
 ただ情報を掲げておく/それを閲覧して集めておく、というだけでなく、いまだ見ない何者かとやりとりする事で自分や周囲が少し面白くなる、その道具としてもっと使えるのではないか、と夢想するのです。
 話がちょっと大仰になってしまいますが、「好きなことや考え方が似ている、という事で寄り集まって、そこで閉じてしまう」事に関して、僕は常にものすごく抵抗があります。「寄り集まりたいから何か好きな事をする」のではなく、「より多くの異なる存在と解りあいたいから、自分の好きな事(言葉)をみがく」のだと。
 
 このサイトの開設時点のバージョンで見ていただけるように、執筆で仕事机に向かっている間は、かたわらにウェブサイトのウィンドウが常に開いています。僕は今、あなたの目の前にいます。あなたは、僕の目の前にいます。漫画を読んで興味を抱いておいで下さった方、ふらりと迷い込んで来た方、いっときお楽しみ頂ければさいわいです。
 よろしければ、Eメールにてひと声おかけ下さい。あなたの叱咤激励、ご意見ご感想ご批評ご批判、くださる声のすべてが、描かれる漫画の力になる事を保証します。

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