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才能とパワハラ1

「君は、ピラミッドのある世界と、ピラミッドのない世界と、どちらが好きかね?」
「ピラミッドですか」
「空を飛びたいという人類の夢は、呪われた夢でもある。飛行機は、殺りくと破壊の道具になる、宿命を背負っているのだ」
「はい」
「それでも、私はピラミッドのある世界を選んだ。君はどちらを選ぶね?」
「僕は、美しい飛行機をつくりたいと思っています」
ーーー『風立ちぬ』(宮﨑駿:監督/2013年)より


スタジオジブリの鈴木敏夫さんの最新のインタビューが、書き手作り手も含めて大きく話題になっている。
「なぜ高畑勲さんともう映画を作りたくなかったか」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #1 http://bunshun.jp/articles/-/8406
#3まであります。読み進めるほどに赤裸々に、おっそろしい内容になっていく…というのが、話題を集めている理由のひとつかもしれません。
かいつまんで言うと、「高畑勲という人が、制作現場でいかに横暴であったか。いかに多くの才能を潰してきたか、そしてそのことによってジブリも潰れそうになった」ということが細かく述べられています。時間があるなら読んでみて。

とても読み応えがあるし、もっともだと思えるところも多い。

でも。
というか、僕は、今回の鈴木さんのインタビューを目にする以前から、「(じゃあ)宮﨑駿さんはどうなのか」というところから、そして、「自分はどうなのか」「あなたはどうなのか」「私たちはどうなのか」ということについて、ずっと長いこと、文章をひとつ書いておきたかった。

「才能があるということと、ハラスメントをやらかす、ということの分けきれなさ」
のようなこと。
それをどのようにか、書いておきたかった。
書いておきたかった、のだけど、この問題は大き過ぎて、ずっと保留にし続けていたことなのでした。
10年近く前、2009年の長大な連投「漫画家のなり方」も、あらゆる箇所でこの問題を意識的に含んで述べてみた。
けれど当時はまだ、「現役の漫画家」の立場にいたので、読み返しても奥歯や前歯や鼻の穴にモノが挟まりまくった言い回しになっています。

その後、2011年に東京を離れて、漫画を描くことからも離れて、何年間か、「(なんか東京でちょっと有名だったらしいけど)ただの至らぬヒトじゃん」というヒトとして、いくつかのことをやって、生活を続けてみた。
その経験を含めて、「作ること」<「表現すること」<「才能があること」<「権力を持つこと」と「ハラスメント」の相関は、どこに居ても、何をしていても、やはり根深い問題だなあ、と、改めて感じる。
都市でもイナカでも、家族内でもおっきな組織でも小さな雇用関係でも、外でもウチでも、アソコでもココでも、「才能にラッピングされたハラスメント」と「加害者も被害者もみんなでハラスメントに目隠しをする」ことが満ち満ちている。

今なら、もう少しだけ、広い視野でこの問題を書き記すことができるのではなかろうか。

・・・とは思うものの・・・・・・。

鈴木さんの語る高畑さんの「横暴」に、皆がおののいている。
これはまあ、でも、びっくりするぐらい正直に鈴木さんが話してくれているから見落としてしまいがちだけど、あきらかに「死人に口無し」だから言えることであって、生きているヒトである宮﨑駿さんが、では、どうであるのかについては、話題が別なのでしょうけど、このインタビューでも、他の場でも、あまり語られていません。

僕は、宮﨑監督の映画そのものも好きなのだけど、ある時から、宮﨑監督自身の語ることそのものや、「宮﨑アニメのメイキング」にものすごく惹かれて、『もののけ姫』はたぶん、本編よりも長大なメイキングの方を、はるかに多く、何十回も観ました。
それは、自分が漫画家としてどうにかデビューにこぎつけて、そしてどのようにして仕事を続けて行けるだろうかと日々必死になっていた時期と重なります。
画面の中で独り言を言ったりスタッフに指示をする宮﨑監督の言葉は、ものすごく効果的に確実に、僕を励ましてくれていた。
「とにかく描くんだよ!」
「もうダメだってくらいに考えて、もうダメだってくらいに描いて、その先にあるものを掴まなきゃいけないんだよ!」
「走っている人物を描くときは、自分が走っていなきゃダメなんだよ!」
「こういうダメな絵を描くやつ、殺意が湧いてくるんだよね!」
宮﨑監督の言葉は、厳しくそして業界屈指の実力者である漫画お師匠(細野さん)の元を離れて、漫画を生み出し続けるシステムを何もかも自分で構築しきらなければならなかった時期の自分にとって、随分とためになり、励ましになり、週刊連載という「地獄のデス・ロード」をそれなりの期間、走り続ける糧になったのは間違いありません。

でもね、今、見返すと、ヤバいですよ、結構。このアニメ制作の現場。
スタッフへの罵詈雑言、怒鳴る、罵る、叱り飛ばす。いわばパワハラ、モラハラの嵐です。
あんまり言い過ぎて本当に発禁になったら困るからあんまり言いませんけど、遠からずこれらの映像が発禁になっても驚けないレベルですよ、今となっては。

その、自分の、過去と現在の認識の落差に、呆然とするんです。

週刊連載デビュー以前、アシスタントとして入って、ずっと勉強させてもらった漫画お師匠(細野不二彦さん)は、これまた激しいヒトでした。そして今さら注釈付けるまでもないけど、漫画家として間違いなく天才の方に属するひとりです。
大きな才能の持ち主というのは、当たり前だけど、自分よりも能力の低い人ばっかりに囲まれることがほとんどです。
そのストレスというのは想像に難くない。
お師匠は随分と怒っていることが多かったです。
僕たちアシスタントの手が遅かったり下手だったりすると、「ああ、もういい、俺が描く!」と言って原稿用紙奪い取っていって、自分で描いちゃう。そして実際、ボンクラたちよりも遥かに早くて、遥かに上手い。
何回も指示をもらってもアシスタントが上手く描けなければやはりイライラし始めるし、僕たちアシスタントの編集部持ち込み原稿やネームを見てもらう時も、やはり下手くそなものを持っていくと容赦無かった。
「キミはプロをナメてるのか?」
「本当にキミはこの漫画で多くの競争相手に勝って、同じ雑誌に俺の漫画が載っていても、勝負できると思ってるの?」
今で言うところの、心折れ気味になっちゃった同僚もいたし、厳しいこと言われるのがイヤでネーム見てもらうのやめるようになっちゃった同僚もいました。
ただ、僕は、お師匠の「激しさ」に関しては、今も縁があるから言い憚ってるつもりではなく、スレスレのところでハラスメントというべきものではなかった…と思っています。
僕は歴代スタッフの中でもかなり問題野郎だったけどそれは棚に上げつつ、お師匠の言うことでもおかしいと思えば言い返したし、スタッフへの態度が横暴というかスタッフの側にも言い分があると感じれば、当時のチーフであった人と共に「センセイそれはちょっと」と言える空気を残していたし、その指摘に対しては、お師匠もお師匠で、ひと呼吸、頭を冷やしてくれた後に、「ごめん、さっきのはちょっと勢いで言い過ぎました」と言ってくれる・・・と言う環境が、ギリギリ、でも、常に、確保されていたと思う。

余談ですけど、宮﨑駿さんにタイプが近い漫画家を挙げるとしたら、僕は、身びいきを引き算しても、細野不二彦さんの名前を挙げます。
細野さん以外に、多作、世間の評価が高いこと、熱量の高さ、などで、沢山の漫画家の名が挙がるかも知れないけど、僕が挙げる理由は、「仕事の仕方、描く線のタイプがものすごく似ている」と言う、シンプルな話です。
お二人とも、激しく強く、手塚治虫を永遠の仮想敵に想定しているところもその理由かもしれない。
幸運なことに、お師匠が、鉛筆で、ペンで、紙に線を入れていく姿をかなり長い期間目にしてきたのだけれど、それは映像で見る手塚治虫さんの線の入れ方、そしてやがて映像で見ることになる、宮﨑監督の線の入れ方と、ものすごく似ています。
宮﨑監督のメイキングを見ると、見ている間ずっと、「この仕事の仕方をしている人、知ってる」と感じ続ける。
持って生まれた才能の質と、努力の熱量、集中し続ける時間の長さ、注ぎ込むエネルギーの質。
僕はお二人をものすごく質の近い人間として認識しています(違うことがあるとしたら、宮﨑さんには鈴木さんという人が現れた、細野さんには鈴木さんに当たる人が存在しなかった、自分で「鈴木さん」も兼ねるしかなかった…ということなのではないかと思います)。
だから、アシスタントを離れてひとりになった時期に、画面の向こうで描いたり怒ったりしている宮﨑監督を「仮のお師匠」に設定したのは、僕としては自然だったし、幸運だったと思う。
親を失った動物の子どもが、ヌイグルミを与えられると安心するじゃないですか。多分そんな感じ。
そしてなんとか、あるところまでは、育ったというわけです。
余談終わり。

ええと何だっけ。お師匠のこしらえた仕事場環境を振り返ると、ギリギリ、ハラスメントと言わずにおける環境だったと思います。
それどころか、というか、数字上のこと含めた待遇は極上でした。休みも少なくなかった。というか週平均3日くらい休めていたと思う。そしてなにしろ高給だった。そしていざとなれば異議申立ても可能だった(あたり前なんだよ。あたり前なんだけど)。そして辞めたければ辞めればよかった(ちゃんと貯金しておけば、まったく楽に次の仕事を探せるだけの高給をもらえていたのだった)。
その怒りっぷりや怒鳴りっぷりを現在の労働倫理に照らしたらどうなのか、というのがどうであっても、お師匠の許での修練がなかったら、職業漫画家としての自分は存在しなかったのは間違いない。

念のため書き添えれば、時折の一瞬の沸騰以外は、お師匠は基本的に愉快で人格者でした。それもやはり、「乱暴な時以外は優しい人」というアレとどう分けられるのか、という判断が残るけど、僕はやはりアレとは線を引いて思い出して良いことだと、思う。
「じゃあお前はどうなんだ」「お前はちゃんとやれていたのか」「アレではないと言えるのか」という話に、多分、繋がっていくと思うので待ってて。

そう、それでも、心が傷つくスタッフはいたし、作業場が息苦しくなる瞬間はあった。

そうしたことに思いを致して、考え込むことはある。

「ハラスメントの存在する場」と「ギリギリ、ハラスメントとは言えない、緊張感のある場」の違いはあるのだろうか?その境界線はあるのだろうか?
「ハラスメントであるかどうか」は、何によって、誰によって、それが決められるのだろうか。

でも、ジブリのあの環境は、心折れたり、潰れた人がたくさんいるのではないかと、勝手に想像します。

遠目に「すごい人」として見聞きするのは良いけど、実際にこの人と仕事するのは勘弁して欲しいなあ・・・という人は、あれこれ思いつく。

今も目の前にiPhoneがあって、MacBookのキーボードを叩いていますが、ではあなたは、スティーヴジョブズと一緒に仕事をする機会が訪れたとしたら、喜んでそこに参じたいですか?
「Do you have a Honda?」と問われると、僕の家にもパッと見回すだけで3台のホンダの原動機がありますが、じゃあ、モノづくり機会イジリの志があったとして、「何かあると口より先にスパナやゲンコツでオヤジ(宗一郎氏)に殴られた」というエピソードがついて回る宗一郎さんの元で働きたいか?

あるいは、そういう人の元で働きたいと思えたとしましょう。そして、そのすごい人から罵られたり殴られたりするとして、たとえあなたには耐性があったとして、うまいことそれを乗り越えられたり結果オーライなのなら、彼らの「暴力」は「アリ」で良いのか?

あるいは、作った人間がどうやら「人でなし」らしいと知るとき、では、棚にあるDVDを捨てるか、本を燃やすか、iPhoneを使うことをやめるか、ホンダの軽バンを手放すか・・・。
2度とその人が作るものに触れることをしないと考えるのが正しいのか。

作り出されたもの、表現されたもの、が、素晴らしいのなら、それを生み出した人間がどれだけ「人でなし」だとしてもそのことは見過ごされて良いのか・・・。

ここからの大きな話のふたつは、
・才能や創造が在るところにパワハラが付いて回りやすい(それはなぜなのか?)
・自分は(あなたは)、パワハラと、暴力と、無縁か?
ということだと思う。

「君は、ピラミッドのある世界と、ピラミッドのない世界と、どちらが好きかね?」

美しいものが生まれるのなら、あるいは美しいものが生まれるためにはどうしても、
奴隷が鞭打たれる「ピラミッドのある世界」が必要だ。
・・・ということへの回答を求められたなら、どう答えるか。何を考えるべきか。

人間というものは、何かしら、過酷と言える環境や精神状態で創造や表現の修練をして研鑽することが必要だ。とは思う。
同時に、
人は、あらゆる圧迫や強要や暴力から自由でなくてはならない。あるいはその原則が守られるべきでなければならない。と思う。
これらふたつがどのように・・・って、結論しようと思えばカンタンなんだよね。カンタンなんだけど・・・。

昨日今日、ようやく、「殺人的な日差し」のようだったものが「暴力的な日差し」くらいに言い換えてもよいかな、程度に、ほんの少しトーンダウンしたような気もする。気のせいかもしれない。
ここまで書き進めて、自分の頭もここまでのことは少し整理がついた、というか、この先はまた少し時間をかけて考えの断片を引っ張り出してきてぶちまけてホコリを払って、整理するとよいのかなという感じになりました。

殺人的な暑さが続いて、これは今は体を動かすと(マジで)死んでしまうので、頭を回してみようかなと思ったり、お盆や敗戦の日を挟んだ日々だったということもあって、死とか暴力とか人間の横暴のことをずっと考えてもいたので、書いてみたいと思ったのだけど、この先を引き続きすんなり書き進めるだろうか、あるいはここまで書いたことで気が済んで、書き進めるのはちょっと時間が経ってからになるか、今は読みが効きませんが、このテーマは書き進めると思います。

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漫画家のなり方
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「漫画家のなり方」
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第0章 はじめに

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第1章 漫画雑誌の終焉

/その1 漫画雑誌はもう・・・


/その2 なぜ雑誌をなくせないのか

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//1 雑誌で必ず毎回新作漫画が読めた
//2 漫画の週刊生産は困難なのか?

//3 漫画家に締め切りを与えることができた
//4 編集者自身が果たしていた役割
//5 デザインや製版 もろもろの作業のコストと労力を雑誌が負ってくれていた
//6 作画アシスタントの紹介をしてもらえた

/その4 漫画に必要な様々なことをどのように確保するのか


第2章 「紙の雑誌に代わるもの」の可能性

/その1 「インターネット」「ウェブ」というシステムについて

/その2 既存の大企業がうまくいっていないようにみえること

/その3 インターネットは個人のメディア そして漫画も



第3章 制作費や原稿料や著作権や契約書のこと

/その1 原稿料は 漫画の制作費なのか?
//1 制作にかかるお金
//2 原稿料とは? その他必要なお金のことも
//3 誰も 「原稿料だけではやっていけない」と教えてくれなかった
//4 「二次使用」で得られる(かもしれない)お金


/その2 漫画の制作費は どこがどのように出すのか?

/その3 「契約書」には しっかりと目を通して下さい

/その4 著作権の知識を身につけましょう

/その5 ならば漫画はもう分業でもよいか?


第4章 再度 本論執筆にあたり

/その1 「無駄に過ぎ去る日々」と「なんとか積み重なる日々」の違いについて

/その2 漫画家になりたいのに、なれない人が多すぎる
//1 なにかが間違っているのではないか?
//2 余裕あんなぁ みんな/「才能神話」に飛び蹴りを


/その3 「姿勢」について 技術論以外のすべてのこと

/その4 キミには才能はある! あとはモノを考えるだけ

/その5 漫画家になりたいと思う前提として


第5章 “漫画家”になるのか、“漫画を好き”でいるのか

/その1 漫画を好きでいるための みっつの方法

/その2 ひとつめの方法 読者でいること

/その3 ふたつめの方法 趣味で漫画を描くこと


/その4 漫画家の定義

/その5 みっつめの方法 漫画家になる とりあえずおすすめできません

/その6 それでも“漫画家になりたい”と思ってしまった人へ



第6章 技術論としてのおすすめ文献 10プラス1
/1 「マンガの創り方 誰も教えなかったプロのストーリーづくり」
/2 「石ノ森章太郎のマンガ家入門」
/3 「快描教室 マンガの悩みを一刀両断!!」ほか 菅野 博士(菅野 博之)さんの漫画技術関係の著作
/4 「ベストセラー小説の書き方」
/5 「書きたい!書けない!なぜだろう? 」(夢を語る技術シリーズ)
/6「ファンタジーの文法 物語創作法入門」 (ちくま文庫) 著者/ジャンニ・ロダーリ 窪田 富男(訳)
/7 「映像の原則 ビギナーからプロまでのコンテ主義」(キネ旬ムック) (単行本)
/8 宮崎駿さんの絵コンテ
/9 「新インナーゲーム 心で勝つ!集中の科学」
/10 本論「漫画家のなり方」
/11 あらゆる長編ストーリー漫画単行本の第1巻と長編ストーリー漫画作家の読み切り漫画の短編集
/12 文献を読んでいただくにあたって


第7章 漫画家に なりたい人 なる人 なれない人 ならない人

/その1 なりたい人

/その2 「本当に苦しい」段階を経て、「なる人」になります


/その3 漫画家になれない人
//1 あいさつが出来ない 目を見て話が出来ない
//2 知識の多さだけで自信をもってしまっている
//3 批判することで自己形成してしまっている
//4 手数より口数が多くなっている

//5 ブログで、好き勝手に「ネガ」をひけらかしている
//6 漫画以外の「好きなこと」をひけらかしている
//7 「タダでもいいから載せて欲しい」と言ってしまう その発想は地獄の門の入り口 それを口にしてしまうことは仕事をする者として万死に値する
//8 プロですらないのに「自分がやりたいのはこのジャンルだけ」と言ってしまう


~インターミッション~
/著作権の文献 ご紹介


//9 明日もやはり描かない
//10 こんなに描いたのになぜダメなんだ、と言ってしまう
//11 例えば、絵がうまい 絵がうまいだけ
//12 昨日/先月/去年を思い返してみて、何にも変わっていない

//13 何にも変わっていないことを、自分以外の何かのせいにしてしまう
//14 感情をあらわにしすぎる
//15 やせ我慢が出来ない
//16 「こんなこと、漫画家になれるかどうかとは関係ないでしょ!?」と思ってしまう 口にしてしまう
//17 「わかってるよ そんなこと」と思ってしまう 口にしてしまう
//18 “載らないと死んでしまう、読んでもらえないと生きてゆけない” というわけではない人


/その4 ならない人

/その5 年齢について


第8章 最初の漫画 最初の1作を描いてみる

/その1 とにかく描き上げる

/その2 嵐のように襲い来る、万能感と無力感

/その3 恐怖 「描き上げたくない病」


/その4 誰も言っていないのに、勝手にダメだとか言わない

/その5 完成 おめでとう!

/その6 ホントにその第1作目の漫画は、素晴らしい。ステキです。

/その7 他人に見せる 出版社、漫画雑誌編集部に持ってゆく


/その8 編集者のどんな対応にもビックリしない

/その9 そのまま雑誌に載る場合

/その10 何作か描いて、雑誌に載る場合


/その11 付記 「ネーム」とは?


第9章 最初に雑誌に載るまで

/その1 編集者とのやり取りが再度始まる

/その2 自分の中の「よいイメージ」を絶対に守り通す

/その3 よい打ち合わせとは?

/その4 打ち合わせを何となく持ち帰らない

/その5 直せと言われたら、その場ででも直すつもりで


/その6 編集者とのやりとり しっかりね

/その7 感情を荒げる利点は少ない

/その8 転んだ時にタダで起き上がっていては 死にます

/その9 ここでも嵐のように襲い来る、万能感と無力感

/その10 雑誌に掲載されていることをイメージする

/その11 ここでも、とにかく描き上げる


/その12 最初に雑誌に載る、いくつかのパターン そのことにどうしても言及したい いくつかも含めて

インターミッション 2
/デジタルとコンピュータのこと おすすめの本


インターミッション 3
/良い本が どんどん在庫切れや絶版だ 絶句



第10章 雑誌に1本載った ここから先に進む時の覚悟

/その1 まだ、本論の定義での「プロ」ではありません

/その2 ブログ 連絡手段の必須として


/その3 喜んで席を譲る連載作家はいません サバイバルだぜ

/その4 速く たくさん 描くことでしか手に入らないことがある

/その5 描きたいペース 描きたいスタイル


/その6 プロになって そののち10年後もプロでありたいかどうか

/その7 死守するものを定める


/その8 雑誌の枠内やジャンルの枠内で作風をつくってしまう危険について


第11章 プロになりたいと思う かどうか

/その1 自分の「名」で「生き死に」をしようと思うかどうか

/その2 「エンターテインメント」の、日本語訳 わかりますか?


/その3 読み手のために漫画に仕えることと それが自分のためであることの一致

/その4 不安なのは、みな、同じです


~インターミッション 4~

/その5 アシスタントについて またはプロ以前の時代について

/その6 “漫画家のアシスタント”は “不本意”だが“みじめ”ではない


/その7 付記 漫画家がアシスタントに手伝ってもらうということ


第12章 アシスタントの日々になすべきことについて

/その1 生きてその仕事場を出る


/その2 ものを考えましょう 人に自分を委ねてはならない

~インターミッション5 おすすめ文献 さらに~
/一冊目 「人体のしくみ」
/二冊目 「ブックデザイン」
/三冊目 「デザインの自然学」


/その3 いちど自分のいままでのスタイルがすべて崩れます ビックリしないように

/その4 モノとお金以外のすべてを盗む

/その5 漫画家さんの振る舞いの全ては参考になる とにかく学ぶ

/その6 他者の作品制作に全霊で仕え、力は使い切り、しかし疲れずに帰る

/その7 漫画/漫画雑誌をたくさん読む 好き嫌いや批判を脇において

/その8 仕事場で我を出さない 感情で仕事場の空気を揺らさない その仕事場の空気はタダじゃねえぞ

/その9 自分の不満の表明のためにふてくされてはならない

/その10 人の漫画の手伝いをして、漫画を描いた気にならないようにする

/その11 仕事の合間は「お休み」ではないです 漫画を描く 描く準備をする

/その12 月に2本以上ネームを描いてください

/その13 漫画家は、ホームを通過する特急電車 アシスタントはホームに立つ人

/その14「引き出しを増やす」のウソ 脳の「インプット」と「アウトプット」について

/その15 代案を出せて初めて「批判」と言える

/その16 否定の言葉でしゃべらない タメ息などつかない しゃべりすぎて気持ちよくなっちゃったらいけない

/その17 自分を大きく見せてもしかたない(尊大さのワナに気をつける)

/その18 自己卑下のワナに気をつける(小さく見せてもしかたない)

/その19 編集者/雑誌/読み手をバカにした時点で、バカは自分です

/その20 テレビが「表現媒体」ではなく「広告」であることについて

/その21 幸せそうな人を 「幸せそうでいいよね」と思う想像力の欠如と決別する

/その22 死なない程度に、たくさん恥をかき、傷付いていい

/その23 アシスタント時代に太ったりやせたり眠れなくなったり腰痛になったり 心や体を悪くしている場合ではないです

/その24 目くそ鼻くそ同士でギスギスしない

/その25 アシスタント仲間をライバルにしない 仮想敵は少し高めに設定する

/その26 アシスタント仲間を戦友にする 孤立してはならない

/その27 「プロのアシスタント」について

/その28 漫画家の重力 人の仕事場の引力

/その29 漫画家の寝首を掻く(ホントに殺しちゃダメだよ)

/その30 いま 「どうぞ連載を」と言われたら 自分自身のようなスタッフに手伝ってもらって 月に1本 週に1本 漫画原稿を仕上げられますか?

/その31 いま描いている漫画やネームは そのまま雑誌に載って 他の作品と渡り合えますか?

/その32 少し余談 今だからこう書ける 許してあげて欲しい「漫画家の挙動不審」あれこれ

/その33 仕事場を辞めること あ、それから、お金ありますか?


第13章 絶対に漫画家になれる「漫画家のなり方」教えちゃいます


番外編 印刷会社さんに「社会科見学」(また長文です)

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