一色登希彦/ブログ 

一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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2011.8.20 【東京離脱】が完了しました

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6月に、夫婦で東京を離れることを決めた旨を、このブログでお伝えしました。

先週、東京からの家財の運び出し、つまり物理的な引っ越しを終わらせました。
一週間を置いて昨日、8月19日に、東京の持ち家の売却、代金授受と引き渡しが完了しました。
契約ごとでもあり相手あってのことなので、家の売却と引き渡しが完了するまでは詳細を書き控えていましたが、完了しました。
自分としては、これで東京からの離脱/移住をひとまず完了したように思います。

このブログで【東京離脱】という題目で表明し、個人的なレベルでも知人に移住を伝えました。
2ヶ月近くの間、多くの人から、平熱での深い理解と、たくさんの言葉をかけてもらいました。
正直に書きますが、そうした方々の理解や、いただいた言葉がなければ、この移住作業を正気を保って進めてこられたかどうか、自信がありません。
本当に感謝しています。

生活そのものが大きく変わる時でもあるので、少し書きつづります。

この時期を節目と考えて、たぶん自分のツイッターでは、震災/原発/放射能の記述は減らすと思います。


ツイッターへの記述を調整しようと考えた理由は、様々な危機がひと段落した・・・からではもちろんなく、進行している国家規模の危機がいよいよ退っ引きならなくなったと感じるためです。

例えば、震災直後に自分が想定して書き記した、夏以降の食料危機の懸念ひとつとっても、おそらく想像した最悪に近い度合いで現実のものになりつつあります。

現状は、自分の、いち漫画家という肩書きで運用している、誰でも読めてしまうツイッターアカウントのキャパを完全に超えたと考えていて、運用している自分自身が苦しくなってきました。

器が小さくて申し訳ござらぬ。

といって、書きたいこと書くべきことがなくなったということではなく、澱は溜まる一方です。

考えた末、震災/原発/放射能に関しては今後、課金設定したブロマガの、「7月のバックナンバー」のカテゴリの中に、「2011年7月31日付け○○時○○分何○○秒」として、思う所ある限り、半永久的に書きつづろうと思います。
ブログサービス元の規定が変わらない限り、7月分バックナンバーの購入のみで、今後全ての今以降の【東京離脱】エントリを読んでいただけるようにしておきます。


この、誰でも読んでいただける本エントリでは、ひとつだけ書いておきます。


ネット上の意見は真っ当だけれどほとんど無力である、という現実は、去る4月の都知事選にすべて象徴されている、ということを。

原発事故や放射能の問題に関して、テレビ/新聞が正当な報道をせず、真っ当な情報はツイッターをはじめインターネットから取り出せるものの中にある・・・とうのは、間違いではないと思っています。
そうした情報を自分なりに精査して、行動の指針にするべきだと思います。

でも同時に、テレビ/新聞を鵜呑みにせず、ネットの情報を精査して行動する人が、大多数なわけでもない。


真っ当な情報を得ている人は、なんというか消費税率分くらいの割合、3%とか5%といった人々なのではないでしょうか?
5月下旬に東京に戻って来た時、駅や電車でマスクをしていた人の率は、そんな印象だった。


インターネットの情報は真っ当だけれど、思った以上に少数派。

そのことを改めて思い知ったのが、震災後の4月の都知事選でした。

情報を得て普通に考えれば、あのような人が都知事になることがあってはならない、と考える人が相当数居ていいだろうと思いたいですが、現実は、前回とほとんど変わらない投票率と得票率で、同じ人が知事に留まりました。

うろ覚えですが、投票率そのものは、何ポイントか上がっていたはずです。
僕は、ものすごく能天気な考えとして、その何ポイントかにあたる数の人が、インターネット、ツイッターで情報に触れ、この都知事選について考え、投票に行かねばと腰を上げた人々なのではないか・・・?と思っています。
それは、そのまま、原発事故/放射能汚染の問題を真っ当に考える人も、そのような率なのではないかと思うのです。

そこに絶望があるように感じるし、希望があるように感じます。


ともあれ新しい生活を始めました。
新しい場所での新しい生活は、新鮮で面白いです。

同時に、この数ヶ月の間に感じたこの絶望と立腹は、おそらく死ぬまで収まらん。

楽しいことと、なんだか真っ黒いことを、それぞれ適する場で書き続けようと思います。


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