一色登希彦/ブログ 

一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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#32 「ダービージョッキー」文庫版刊行/加筆に関してのお知らせも兼ね

 とっくに新年あけてしまいまして、本年もよろしくお願いいたします。

 初の週刊レギュラー連載である「ダービージョッキー」が、
小学館文庫にて文庫版として刊行されます。

 2月15日(金)に第1集/第2集の同時発売、
3月15日(土)に第3集/第4集の同時発売、
以後、毎月15日に1巻ずつの発売で、全11冊の刊行です。

 全11冊という形態は、オリジナルのヤングサンデーコミックスの
巻数が全22巻でして、それを収まりよく二冊で一冊の形にした故です。

 1集の、巻末のエッセイは、大好きな漫画家さん、
藤田和日郎さんに書いていただきました。

 至福です。
藤田先生、ありがとうございました。


 本サイト、また文庫版のオビ等に謳ってありますが、
加筆/増ページ等の作業を行いました。
ダービー/キャプチャ


 
 


 その、加筆/増ページに関して、読者様からお尋ねをいただきました。
可能な範囲で、お答えしたいと思います。



 いただいたお尋ねは、以下のご趣旨です。
皆様にもお知らせしたいことではあったので、
記載のご承諾をいただき、お答えする形で皆様に
お知らせ差し上げようと思います。
文面は手を加えさせていただきました。
Aさま、ご承諾ありがとうございます。
以下、


ホームページの告知に、「加筆/増ページ」とありますが、
ストーリーが追加されたり、ページが加わることによる
表現・ストーリーの変化などはあるのでしょうか?
もし、あるのであれば購入もやぶさかではありませんが、
何分、YSコミックで全巻購入しておりますので
なかなか手が出しづらいのも本音でございます。
「買ってからのお楽しみ」だとは思うのですが
購買者の気持ちとしては・・・複雑であります。


 といったお尋ねです。
可能な限りでお答えをしようと思います。

 具体的な量で申しますと、
第1集は、400ページを超えるページ数の中の、
全17ページに加筆/修正と、8ページの新作ページを追加という作業をしました。
第2集は、全27ページの加筆/修正、4ページの新作ページ追加をしています。


 手を入れた理由は、大きくふたつあります。


 ひとつは、「画」の水準をあげようとしたこと。

 初のレギュラー連載でいっぱいいっぱいであった当時の画のなかでも、
今見ると「さすがにこれはちょっと」と思える箇所(ばっかり!!)に、
可能な限りではありますが、手を入れました。


 もうひとつは、新しい「文庫版一冊」の本のリズムを整えようとしたこと。

 雑誌連載時にも、単行本単位での「一冊のリズム」が成立する意識で
描いていました。今回は、そうした一冊一冊が、二冊で一冊の構成になります。
その「新しい一冊」のリズム、巻の真ん中に位置する、
ヤングサンデーコミックス版においての単行本のつなぎや、
巻頭/巻末となる箇所含め、400数十頁の一冊の本となるよう、
手を入れました。

 「ストーリーの変化」はあるのかというお尋ねには、
「新しいエピソードの追加」といった大きな意味での変化は、
ありません、以下の続刊も、そうした予定は考えいていません、と
お答えする形になります。

 「画」と「流れ」は、格好よくなりましたよ。


 ヤングサンデーコミックスを愛してくださっている方に、
「購入するべきや否や」のお答えを差し上げるのは、なかなかにむずかしいです。

 文庫版の刊行にあたり、ただ、単行本の版をそのままに、
文庫版の標準的なページ数に切り分け直して、といった作業で
形になってしまうよりは、新しく「ダービージョッキー」と
出会ってくださるであろう読者様にとってステキな「本」でありたいと
思いました。
 さらに高望みをするならば、ヤングサンデーコミックス版を
愛してくださっている読者様にとっても、別の形での
「最新型」の「ダービージョッキー」としてお届けできればと願いました。

 それを目指して、文庫本担当者様の厚いご理解のもと、
本編の加筆/修正/増ページの作業も行いました。
同じ趣旨で、カバーイラストの描き下ろしとともに、
デザイナーさんとブックデザインの打ち合わせを行い、
目指したものは、
「長く手元に置いておける”本”、本棚の大事な場所に並べていただける”本”」
でした。
 人が創ったと感じてもらえる、重さと軽やかさと体温と空気を感じさせる、
そうした本であることを目指しました。

 よろしければ、第1集だけでも手に入れてくださると
嬉しいです。

 目を通していただいて、ヤングサンデーコミックス版とは別の
読み応えを感じてくださったならば、続刊も引き続きおつきあいいただけると
至福です。

 もしも「これならばヤンサン版で充分だなあ」とお感じになったなら、
それはヤングサンデーコミックス版にとっての幸せです。
末永く愛してください。

 文庫版第1集には、巻末に、大好きな藤田和日郎さんに寄せていただいた、
ステキなエッセイが収録されています。
「新型」ブックデザインの風合いとあわせて、それだけでも、
第1集のみでも手にしていただける価値のある本になることを目指しました。

 
 もうひとつ、「ダービージョッキー」最終数巻は、デジタル制作体制への
移行期で、連載/単行本には、デジタルから紙へのプリントアウト、
それを原稿にするという過渡期的な体制でした。
もちろん商品価値の水準を下回るような画質ではありませんでしたが、
今回は、版を作り直していただき、デジタルからの本来の画質で
お届けできます。
 文庫版における、第10集の後半4分の1ほどと、最終第11集すべてが、
それに当たります。

 「第1集だけでも手にしていただきたい」のと同時に、
「最終巻だけでも手にしていただきたい」といった
ことになりますね。

 明快なお答えになっていないかもしれませんが、
新しくお会いできるかもしれない読者様、
ここまで「ダービージョッキー」を愛してきてくださった読者様、
そのどちらの方々にも良き出会いとなる文庫版となることを
願って作業をしました。

 察するに、文庫版にする際に、あまりここまでの作業は一般的では
ないと思います。
 無理なお願いにご理解をいただき、お骨折りいただいた文庫版担当者様、
編集プロダクション様、そしてデザイナー様、この場を借りて
お礼申し上げます。
 ありがとうございました。



 ”最新型”の「ダービージョッキー」

 小学館文庫版、全11巻の予定です

 どうぞごひいきに



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