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全書籍包括検索ウェブ書誌「ウェブリオグラフィ」夢想

「紙か電子か」って議論、そろそろ飽きませんか?
僕、考え疲れてどうでも良くなってきてしまいましたよ。

僕もそうですけど、皆さん、気に入った漫画(本)、面白い漫画(本)を読みたいだけですよね。
ホントのトコロは、「紙の書籍」か「電子書籍」か、なんて、その時の状況次第で気が向いたりイチバン手軽なものを選べれば良い、そういうことだと思うのですが・・・。

なので、こういう、

1iPhone 

2サムネイル

紙も電子も包括する「個人個人に向いたウェブのブックガイド」があればそれで良くない?というエントリーです。

自己生成型全書籍包括検索システム「ウェブリオグラフィ」のご紹介。
紙でも電子でも何でも良いから、面白い本が読みたい、という観点で、何かもう少しポジティヴに視点移動出来るようなイメージが無いものかなあ、と、考えていました。

こういうのあったら良いんじゃない?
っていう話です。

思いもかけない本との出会いや、興味ある本を手にしようと思ったらそれに類する本を教えてもらえる、といった機能は本来、本屋さんが持っていたものです。
いまでは、すぐれた「棚」を持つ本屋さんは、少なくなってしまったように思います。
町の本屋さんはどんどん潰れてしまい、チェーン店の書店さんが増えて、どの本屋さんに行っても同じ本しか並んでいない。
そうした本屋さんしか知らない人も、増えているのだと思います。
調べたらきっと、「生きた棚を頑張って作り続けている本屋さん」は見つかるはずです。
行ってみると良いです。
あるいは、それに類するものとして、「本の本」、本を紹介する本、すぐれたブックガイド本、がありました。
そういう「良い棚を保っている本屋さん」に相当する「ブックガイド」=「文献目録」=「書誌」を、

ビブリオグラフィ bibliography

というらしいんですね。

で、必要なのは、インターネット上に存在して、個人個人に個別に使えるような、「ウェブ上のビブリオグラフィ」なのではないか・・・?と思ったのです。

テキトーに造語して、

「ウェブリオグラフィ=webliography」

と名付けてみます。

 ↓これ! iPhoneアプリ「ウェブリオグラフィ」(略して「ウェブリオ」)
2サムネイル

「ウェブリオグラフィ」は、ツイッターのようなシステムです。
ツイッターにおける個人や組織それぞれのアカウントが、「ひとつの本(と作者)」あるいは「ひとつの作品(と作者)」に置き換わった感じです。

ツイッターと同じように、ユーザーひとりひとりが登録し、ひとりひとりがそのアカウントごとにカスタマイズ出来ます。
(誰(何)をフォローするかでどんどん「個性化」します)

7ホーム画面4

ツイッターのタイムラインと同じようなインターフェース。
アカウントに当たるものが、ひとつひとつの「本」「作品」です。

好きな本や、気になる本をひとつ取り上げると、その本のプロフィール(書誌)が表示されます。

9本のプロフィール

ひとつの本(作品)は、ツイッターのひとつのアカウントが「フォロー」し「フォローされ」ているのと同じように、いくつものデータ連関で結びつけられているので、インターフェースの見せ方によって、「寄り添う本」を見つけることができます。

5ホーム画面3

三次元的に、上下左右または奥行きで、世界中の検索可能な本(紙、電子、問わず)が様々な方法で分類されています。

もちろんiPhoneのようなデバイスなら、指の入力で、この「三次元空間」をすべるように検索できます。

Googleマップや、Google Earthのようなものだと想像して下さい。
超拡大すれば、自分の家の前に辿り着きますし、そのまま引いていくと、世界地図/全地球、まで引いてしまえますよね?
それと同じように、ひとつの本(作品)から、希望の「連関図」のインターフェースで、この「ウェブリオ」の空間に、すべての紙/電子の分け隔てなく、検索可能な本が存在します。

3ホーム画面1

こんな感じ。
とりあえず三次元空間的なイメージのインターフェースです。

図書館学/書誌学に基づく形の、「書誌分類法」を基本/応用した見え方で、自由に拡大/縮小をして、1冊の本から、「全世界の書籍」まで、俯瞰出来ます。

ツイッターの「広さ/狭さ」も、ユーザーさんひとりひとりが設計して、決めることが出来るように、この「ウェブリオ」も、例えば漫画だけ見たい人は漫画だけを見ていられますし、もっと広範に検索したければ、本(作品)の数まで、無限です。

重要なのは、こうして書誌データの検索空間に放り込んでしまえば、本(作品)が、「紙か、電子か」はどうでもよくなってしまう、というイメージです。

興味を持った本の「書誌」に辿り着く、あるいは、興味を持っている「ツイッターのフォロワーさん」がすすめている本があると知る。
その時点で、「その本はどうやったら読めるか? あるいはどうやったら入手出来るのか?」を最短で教えてくれるガイドが、「ウェブリオ」です。

色々な本の連関図を、「ソシオグラフ」のように、可視的に見ることが出来ます。

ツイッターの「表示のされ方」が、ビュワー(?)/インターフェースによって、それぞれ違うように、「ウェブリオ」も、決まったひとつの表示のされ方、というものはありません。

同じ作者の別の本、という連関図から追っていくのでも良い。
「あなたのツイッターのフォロワーさんは、この本と一緒にこうした本も調べています/購入しています」という表示が出来ても良い。
「作者同士がお友達」みたいな連関図でも良い。

そのようにして、「棚が生きている」本屋さんで本と出会うのと同じように、ひとつの本に関心を示すと、自分の好みにあった「奨められ方」で、他の本を知ることが出来る、というシステムです。

7ホーム画面4

9本のプロフィール

それらの「本/作品」の奨められ方は、ユーザーさんが選んで、ツイッターと同じようにカスタマイズ出来るのはもちろんのこと、他者が奨める「オススメ」のリストを入手することも出来る。
あるいは、すぐれた「オススメ」であれば、お金を支払って「購入」することも出来る。
その「オススメ」を提供する人(あるいは組織、あるいは企業)は、自分たちがオススメする理由や、その他の「記事」もユーザーさんに配信することが出来る。
有料でも無料でも。
「課金」も「支払い」も、Amazonの「ポチ」と同じ手軽さの、ワンクリック。

それら「オススメ」を、ユーザーさんは自由に組み合わせ、カスタマイズ出来るから、似たものはあるけれど、「同じ雑誌」はふたつとない、というふうになります。
ツイッターの「フォローリスト」が、おそらく似たものはあっても、同じものはほとんどないはず、というのと同じ。

そして、関心をもったそのひとつの本(作品)に関して、ネットやリアル(この「リアル」って言い方にどうしても馴染めないけど)を区別せず、可能な限りの、あらゆる入手方法や閲覧方法が一覧表示されます。

本をクリックすると、

8ホーム画面4

本のプロフィールに入ります。

9本のプロフィール

「読みたい」と思ったら、

10本を読む

あらゆる「読書の可能性」が、等価に列記されます。

11電子書籍読む

「本の入手方法」は、大きく分けて、
「無料の電子書籍」
「有料の電子書籍」
「紙の本を買いに行く」
「紙の本を取り寄せる」
の4つでしょう。
それらが並列で並びます。
ユーザーさんが、好きな「入手手段」を選べばよろしい。

例えば「電子書籍」を選びましょう。

12電子書籍を読む

13電子書籍無料版を

電子書籍で閲覧出来る場合は、有料のものも無料のものもすべてクリックでのアクセス先が表示されます。
あらゆる電子書籍サイトが、同列に並びます。
無料ならそのままリンク先に飛び、閲覧出来ます。
有料なら、閲覧購入するかどうかを選び、クリックして支払いを済ませ、閲覧します。

14電子書籍無料版を

クリックして、

15試し読みウェブコミック

無料版なら、このように、すぐに見られます。
有料なら、カード登録がされていれば、ワンクリックで購入/閲覧。
この「閲覧サイト」が、どこの、なんというサイトなのか、とか、どうでも良いんです。
興味を持ったり、気になったら、そのサイトに移動すれば良い。

こうした、電子書籍での閲覧から、紙の雑誌/書籍の購入に進むことも出来ます。
もちろん、最初から、「リアルの紙の雑誌/書籍の購入」を開くことも出来ます。

16書籍を入手する

17書籍を入手する

「在庫のある書店を探す」で検索をしようとします。

18在庫検索

検索方法を絞りますと、

19在庫検索

20在庫のあるジュンク堂

在庫のある書店さんが、そのまま地図に表示されます。
行きたいと思う書店さんをクリックすると、

21在庫

書店さんの詳細情報と共に、

22取り置き

23取り置き

取り置きが可能です。

予約番号等が返されますので、そのまま書店さんに行って、カウンターで取り置いて貰ったものを買えます。

「紙の雑誌/書籍の入手」では、可能な限りの入手方法が一覧されます。

たった今、書店に買いに行くのでなければ、通販か、最寄りの書店さんへの取り寄せです。
それも、やはり同じように取り寄せ方法を指定するだけです。
Amazonでもセブンイレブンでも何でも横並び。
ワンクリックで購入できます。
あとは、いつもの、Amazonの商品を待つのと同じ。

また、書籍取り次ぎと提携しているため、「希望の書店で受け取り」を選ぶと、希望の本屋さんや、「近くの書店を探す」で書店を検索し、この世に存在するすべての書店から、希望する受け取り書店を選ぶことが出来ます。
取り次ぎの配送管理がリンクしているので、希望の書店さんに本が届いたら、自動的に「お知らせメール」がユーザーさんに届きます。

町の書店さんのおじちゃんやおばちゃんが、いちいち電話代をかけてお客さんに「入荷」の電話をする必要はありません。
だいたい個人商店の町の本屋さんがすべての取り寄せにそんな電話かけたら、儲けが飛んでいってしまう。
書店さんの利益って、それくらい「細い」のだから。

このシステムなら、大手流通が共同で、書店に配送/お客様への最寄り書店への商品到着お知らせシステムが簡単に出来ます。
書店さんの「ハードウェアの入手」とか「以後の運用」のコスト負担など、完全にゼロにした方が良いはずだ。

お知らせを受けたユーザーさんは、「予約番号」とか持って希望した本屋さんに行けば、到着している本を購入出来ます。

この「ウェブリオグラフィ」のシステムの運営は、そうして「紙の本」で売り上げが出たら、本屋さん、いや、取り次ぎ、いや、版元でも良いかも、そうした、流通によって利益を得る側が、売り上げの1%とかで良いはずなので、「ウェブリオグラフィ」に支払う。
また、「有料の電子書籍」を運営する側も、「ウェブリオグラフィ」からのアクセスには、例えば同じように売り上げの1%なりを払う(その商談がまとまらなければ、「ウェブリオグラフィ」からは、「こういう有料の電子書籍がありますよ」という紹介のみ。あとは、リンク先のその電子書籍サイトに飛んでもらう)。
いずれも、全てがデータ管理出来るから、明確な数字が出ますし、支払いの仕組みも苦労はないはずです。
それくらいで「ウェブリオグラフィ」の運営資金は足りるはずです。

iPhoneアプリの体裁でお見せしましたが、もちろん、あらゆる端末機器、あらゆるコンピュータから、このシステムはアクセス可能。
ことによったら、書店さんや、コンビニや、色々なところに、「ウェブリオグラフィ」閲覧専用の端末が配備されても良い。

上のようなシステムを構築して、

「ウェブ時代の書籍入手システム」

を一新すれば、紙の本も電子の本も、必要なモノが必要な人のところに届くのではないかなあ?

ツイッターみたいに(てかツイッターと連動、みたいなイメージなのですが)、いつでもアクセスして、最新の状態に更新されていて。

例えば、馴染みの居酒屋に行って、「いつものね」とか「今日は何がオススメなの?」というだけで、「わかりましたー」とか「これなんかどうでしょ?」と言ってもらって、ほとんど予算に合わせて「おまかせ」で美味しい思いをさせてもらえるようなイメージ。
そういう気軽さが絶対に必要なのに、多々ある電子書籍のサイトやシステムにそれぞれ登録/アクセスするその度に、クレジットカード登録や、個人情報登録や、暗証番号登録や、本人確認や、そんなことイチイチやってられるか!という感じですよね。

そういったことなく安心出来る「自分だけの為にカスタマイズされたブックガイド」が常に手許にあって、好きなようにアクセス/閲覧/購入出来るような「窓口」があって、みんながそれぞれ好きな方法で試し読みや下調べした上で、興味があれば購入してくれる、という仕組みがあれば、それで充分なのではないかなあ?

こういう「ウェブリオグラフィ」システムを個人個人が手にすることが出来れば、「紙か電子か?」とかどうでも良いことになりませんかね?

読みたいものが、どの版元とか、どの電子書籍サイトとか、どの電子書籍プラットフォームとか、どの取り次ぎの販売経路とか、は、読者さんにとっては、どうでも良いんですよ。
そういった、全ての「流通」を等価に並列にしてしまう「世界書店窓口」=「ウェブリオグラフィ」だけひとつあれば良いんです。

Amazonの、「オススメ」「この本を買った人はこんな本も買っています」というシステムが、旧いと感じられるようになると思います。

それぞれのメーカーさんや、版元さんや、印刷会社さんや、取り次ぎさんが、「独自の」電子書籍とか考えるの、お金の無駄遣いだと思うんです。
「iTunesストア」あるいは「iBook」とかの向こうを張ろうとするから大変なことになるんで、そうそこに立とうとするのはやめて、「読書の流れ」の水路を作るだけになりませんかね?
そうすれば、(「iTunesストア」あるいは)「iBook」さえ、そこに取り込んでしまえます。
一致して、この「ウェブリオグラフィ」=「本の紹介/流通システム」を作ってしまわれてはどうでしょうかね?

紙でも電子でも、とにかく「本が売れれば」良いわけですよ。
その為の、最善の仕組みは、紙も電子も、無料も有料も、あらゆる「入手方法」を等価に並べてしまうことです。

この果てに、例えば「やはり紙は衰退の一途だ」とか「やはり電子書籍は一定の広まり方をしたら、もうそこまでだ」とか、色々な結論は出てくると思います。
それでも、「どの形態でも良いから、本を売る努力は全てした」と言えるのは、こうした流通/販売努力をしたあとで言えたら良いんじゃないですかね?

新しい電子書籍の為のデバイスも、活きます。iPadでもその中国製のパチモンでも、アンドロイドでも何でも良いではないですか。

町の本屋さんも、再度、最先端の流通の末端になります。

「ウェブリオグラフィ」

こんな「ブックガイド」があったら、僕はそれでもう充分だけどなあ・・・。

今回は、自分では実現不可能なので、無責任に、夢想だけ。すみませんね。

いずれ誰かが作ると思う。
ヨロシクタノム!!

(お気付きでしょうが、既存のアプリの色々なインターフェースを切った貼ったして、イメージはでっち上げています。笑って許して下され)

ブロマガ【東京脱出】

ブロマガ価格:¥ 715(ひと月分につき)

紹介文:【東京離脱】は、ひと月分の記事を715円で購読出来ます。
2011年「3月分」と「6月分」そして7月以降の分をすべて「7月分」としてアップしています。

ブロマガ記事一覧

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「漫画家のなり方」おすすめ文献

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漫画の技法書等をご紹介しています

著作(試し読み可能)

電子書籍サイトeBookJapan 漫画onWebにて多くのページを試し読みしていただけます。ご購入検討の方はどうぞご覧ください。

「水使いのリンドウ」
全3巻


「Dust to Dust
~はじめの1000マイル~」

作品コメントはこちら

「九段坂下クロニクル」

現存する、九段下ビルと呼ばれる建物をモティーフにしたオムニバス
作品コメントはこちら

「モーティヴ ー原動機ー」
シリーズ 既刊0巻~4巻

「日本沈没」
全15巻


「ダービージョッキー」
文庫版全11巻
ヤンサンコミックス版全22巻

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ツイッター

よく読まれる記事

漫画家のなり方
継続中。長い長い。「第0章」よりどうぞ。下に目次一覧もあります。

  

「漫画家のなり方」
  目次一覧

第0章 はじめに

/その1 「漫画家のなり方」を書くことについて

/その2 もうひとつの 本論の執筆動機



第1章 漫画雑誌の終焉

/その1 漫画雑誌はもう・・・


/その2 なぜ雑誌をなくせないのか

/その3 漫画雑誌が果たしていた役割
//1 雑誌で必ず毎回新作漫画が読めた
//2 漫画の週刊生産は困難なのか?

//3 漫画家に締め切りを与えることができた
//4 編集者自身が果たしていた役割
//5 デザインや製版 もろもろの作業のコストと労力を雑誌が負ってくれていた
//6 作画アシスタントの紹介をしてもらえた

/その4 漫画に必要な様々なことをどのように確保するのか


第2章 「紙の雑誌に代わるもの」の可能性

/その1 「インターネット」「ウェブ」というシステムについて

/その2 既存の大企業がうまくいっていないようにみえること

/その3 インターネットは個人のメディア そして漫画も



第3章 制作費や原稿料や著作権や契約書のこと

/その1 原稿料は 漫画の制作費なのか?
//1 制作にかかるお金
//2 原稿料とは? その他必要なお金のことも
//3 誰も 「原稿料だけではやっていけない」と教えてくれなかった
//4 「二次使用」で得られる(かもしれない)お金


/その2 漫画の制作費は どこがどのように出すのか?

/その3 「契約書」には しっかりと目を通して下さい

/その4 著作権の知識を身につけましょう

/その5 ならば漫画はもう分業でもよいか?


第4章 再度 本論執筆にあたり

/その1 「無駄に過ぎ去る日々」と「なんとか積み重なる日々」の違いについて

/その2 漫画家になりたいのに、なれない人が多すぎる
//1 なにかが間違っているのではないか?
//2 余裕あんなぁ みんな/「才能神話」に飛び蹴りを


/その3 「姿勢」について 技術論以外のすべてのこと

/その4 キミには才能はある! あとはモノを考えるだけ

/その5 漫画家になりたいと思う前提として


第5章 “漫画家”になるのか、“漫画を好き”でいるのか

/その1 漫画を好きでいるための みっつの方法

/その2 ひとつめの方法 読者でいること

/その3 ふたつめの方法 趣味で漫画を描くこと


/その4 漫画家の定義

/その5 みっつめの方法 漫画家になる とりあえずおすすめできません

/その6 それでも“漫画家になりたい”と思ってしまった人へ



第6章 技術論としてのおすすめ文献 10プラス1
/1 「マンガの創り方 誰も教えなかったプロのストーリーづくり」
/2 「石ノ森章太郎のマンガ家入門」
/3 「快描教室 マンガの悩みを一刀両断!!」ほか 菅野 博士(菅野 博之)さんの漫画技術関係の著作
/4 「ベストセラー小説の書き方」
/5 「書きたい!書けない!なぜだろう? 」(夢を語る技術シリーズ)
/6「ファンタジーの文法 物語創作法入門」 (ちくま文庫) 著者/ジャンニ・ロダーリ 窪田 富男(訳)
/7 「映像の原則 ビギナーからプロまでのコンテ主義」(キネ旬ムック) (単行本)
/8 宮崎駿さんの絵コンテ
/9 「新インナーゲーム 心で勝つ!集中の科学」
/10 本論「漫画家のなり方」
/11 あらゆる長編ストーリー漫画単行本の第1巻と長編ストーリー漫画作家の読み切り漫画の短編集
/12 文献を読んでいただくにあたって


第7章 漫画家に なりたい人 なる人 なれない人 ならない人

/その1 なりたい人

/その2 「本当に苦しい」段階を経て、「なる人」になります


/その3 漫画家になれない人
//1 あいさつが出来ない 目を見て話が出来ない
//2 知識の多さだけで自信をもってしまっている
//3 批判することで自己形成してしまっている
//4 手数より口数が多くなっている

//5 ブログで、好き勝手に「ネガ」をひけらかしている
//6 漫画以外の「好きなこと」をひけらかしている
//7 「タダでもいいから載せて欲しい」と言ってしまう その発想は地獄の門の入り口 それを口にしてしまうことは仕事をする者として万死に値する
//8 プロですらないのに「自分がやりたいのはこのジャンルだけ」と言ってしまう


~インターミッション~
/著作権の文献 ご紹介


//9 明日もやはり描かない
//10 こんなに描いたのになぜダメなんだ、と言ってしまう
//11 例えば、絵がうまい 絵がうまいだけ
//12 昨日/先月/去年を思い返してみて、何にも変わっていない

//13 何にも変わっていないことを、自分以外の何かのせいにしてしまう
//14 感情をあらわにしすぎる
//15 やせ我慢が出来ない
//16 「こんなこと、漫画家になれるかどうかとは関係ないでしょ!?」と思ってしまう 口にしてしまう
//17 「わかってるよ そんなこと」と思ってしまう 口にしてしまう
//18 “載らないと死んでしまう、読んでもらえないと生きてゆけない” というわけではない人


/その4 ならない人

/その5 年齢について


第8章 最初の漫画 最初の1作を描いてみる

/その1 とにかく描き上げる

/その2 嵐のように襲い来る、万能感と無力感

/その3 恐怖 「描き上げたくない病」


/その4 誰も言っていないのに、勝手にダメだとか言わない

/その5 完成 おめでとう!

/その6 ホントにその第1作目の漫画は、素晴らしい。ステキです。

/その7 他人に見せる 出版社、漫画雑誌編集部に持ってゆく


/その8 編集者のどんな対応にもビックリしない

/その9 そのまま雑誌に載る場合

/その10 何作か描いて、雑誌に載る場合


/その11 付記 「ネーム」とは?


第9章 最初に雑誌に載るまで

/その1 編集者とのやり取りが再度始まる

/その2 自分の中の「よいイメージ」を絶対に守り通す

/その3 よい打ち合わせとは?

/その4 打ち合わせを何となく持ち帰らない

/その5 直せと言われたら、その場ででも直すつもりで


/その6 編集者とのやりとり しっかりね

/その7 感情を荒げる利点は少ない

/その8 転んだ時にタダで起き上がっていては 死にます

/その9 ここでも嵐のように襲い来る、万能感と無力感

/その10 雑誌に掲載されていることをイメージする

/その11 ここでも、とにかく描き上げる


/その12 最初に雑誌に載る、いくつかのパターン そのことにどうしても言及したい いくつかも含めて

インターミッション 2
/デジタルとコンピュータのこと おすすめの本


インターミッション 3
/良い本が どんどん在庫切れや絶版だ 絶句



第10章 雑誌に1本載った ここから先に進む時の覚悟

/その1 まだ、本論の定義での「プロ」ではありません

/その2 ブログ 連絡手段の必須として


/その3 喜んで席を譲る連載作家はいません サバイバルだぜ

/その4 速く たくさん 描くことでしか手に入らないことがある

/その5 描きたいペース 描きたいスタイル


/その6 プロになって そののち10年後もプロでありたいかどうか

/その7 死守するものを定める


/その8 雑誌の枠内やジャンルの枠内で作風をつくってしまう危険について


第11章 プロになりたいと思う かどうか

/その1 自分の「名」で「生き死に」をしようと思うかどうか

/その2 「エンターテインメント」の、日本語訳 わかりますか?


/その3 読み手のために漫画に仕えることと それが自分のためであることの一致

/その4 不安なのは、みな、同じです


~インターミッション 4~

/その5 アシスタントについて またはプロ以前の時代について

/その6 “漫画家のアシスタント”は “不本意”だが“みじめ”ではない


/その7 付記 漫画家がアシスタントに手伝ってもらうということ


第12章 アシスタントの日々になすべきことについて

/その1 生きてその仕事場を出る


/その2 ものを考えましょう 人に自分を委ねてはならない

~インターミッション5 おすすめ文献 さらに~
/一冊目 「人体のしくみ」
/二冊目 「ブックデザイン」
/三冊目 「デザインの自然学」


/その3 いちど自分のいままでのスタイルがすべて崩れます ビックリしないように

/その4 モノとお金以外のすべてを盗む

/その5 漫画家さんの振る舞いの全ては参考になる とにかく学ぶ

/その6 他者の作品制作に全霊で仕え、力は使い切り、しかし疲れずに帰る

/その7 漫画/漫画雑誌をたくさん読む 好き嫌いや批判を脇において

/その8 仕事場で我を出さない 感情で仕事場の空気を揺らさない その仕事場の空気はタダじゃねえぞ

/その9 自分の不満の表明のためにふてくされてはならない

/その10 人の漫画の手伝いをして、漫画を描いた気にならないようにする

/その11 仕事の合間は「お休み」ではないです 漫画を描く 描く準備をする

/その12 月に2本以上ネームを描いてください

/その13 漫画家は、ホームを通過する特急電車 アシスタントはホームに立つ人

/その14「引き出しを増やす」のウソ 脳の「インプット」と「アウトプット」について

/その15 代案を出せて初めて「批判」と言える

/その16 否定の言葉でしゃべらない タメ息などつかない しゃべりすぎて気持ちよくなっちゃったらいけない

/その17 自分を大きく見せてもしかたない(尊大さのワナに気をつける)

/その18 自己卑下のワナに気をつける(小さく見せてもしかたない)

/その19 編集者/雑誌/読み手をバカにした時点で、バカは自分です

/その20 テレビが「表現媒体」ではなく「広告」であることについて

/その21 幸せそうな人を 「幸せそうでいいよね」と思う想像力の欠如と決別する

/その22 死なない程度に、たくさん恥をかき、傷付いていい

/その23 アシスタント時代に太ったりやせたり眠れなくなったり腰痛になったり 心や体を悪くしている場合ではないです

/その24 目くそ鼻くそ同士でギスギスしない

/その25 アシスタント仲間をライバルにしない 仮想敵は少し高めに設定する

/その26 アシスタント仲間を戦友にする 孤立してはならない

/その27 「プロのアシスタント」について

/その28 漫画家の重力 人の仕事場の引力

/その29 漫画家の寝首を掻く(ホントに殺しちゃダメだよ)

/その30 いま 「どうぞ連載を」と言われたら 自分自身のようなスタッフに手伝ってもらって 月に1本 週に1本 漫画原稿を仕上げられますか?

/その31 いま描いている漫画やネームは そのまま雑誌に載って 他の作品と渡り合えますか?

/その32 少し余談 今だからこう書ける 許してあげて欲しい「漫画家の挙動不審」あれこれ

/その33 仕事場を辞めること あ、それから、お金ありますか?


第13章 絶対に漫画家になれる「漫画家のなり方」教えちゃいます


番外編 印刷会社さんに「社会科見学」(また長文です)

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