一色登希彦/ブログ 

一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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「プロの現場で使えるパース講座」

漫画家志望者さんへオススメ文献のご紹介です



これ、Amazonのみに委託で販売されている「自費出版本」のようなので、売り切れたりしたら、ゴメンナサイ。
(何度か当ブログからのリンクで品切れをもたらしてしまっているので)

なんと、『Q.E.D. 証明終了』を描かれた漫画家さん、加藤 元浩さんがご自身で書き起こされ、自費出版なさったもの、です。


全編、漫画の形式で書かれている、「漫画を描くためのパース」に特化した、パース教本です。

内容の紹介は、加藤さんのサイトを見ていただき、サイト内の「パース講座について」「サンプル」といったあたりを参照していただければと思います。

少し前に、自分が作って漫画onWebにアップした「ネーム解説」の、パースに関わる項目、とりわけ

「パースとはカメラのレンズの種類と撮影者の立っている場所のことである」

という項目。
その点を、とても詳しく、丁寧に解説して下さっています。

「自分がさらに詳しくテキストを作るとしたら、こういうことがやりたかった!」

ということを、かなり理想的に実現して下さっています。

書かれている内容は、本来は、漫画家志望者であれば独学で身につけているべきこと、とも思います。
また、プロの漫画家の仕事場にアシスタントとして出向くのであれば、身に付けているべきとも思います。
ですが、加藤さんも本の中で書かれているように、これらの「基礎体力」が身に付いていない志望者さん/スタッフさんが多くなっている、というのは、自分だけが感じていた危惧ではないようです。

一方で加藤さんは、この問題は、「技術が身に付いていない」側だけの問題ではなく、教える側、伝える側のボキャブラリー不足の問題でもあるのではなかろうか、ということを、おっしゃっています。

本の冒頭に、そうした思いが綴られていて、「漫画のパースを身に付けるべき人と、教えるべき立場の人に向けて、共通言語を構築したい」という動機が、明瞭に、力強くあって、本の最後までそれがブレていません。

そうした理由で、この本は、自分も含めて「漫画のパースを教える側」で、どう教えたら良いのか困っている、という方にも、オススメします。

なによりも、超多忙なひとりの現役バリバリの漫画家さんが、さしたる得もない(と思う)のに、これだけの労力をかけて、1冊の自費出版本を作り上げたということに、最大級の尊敬と感謝の念をいだきます。
その労苦だけは想像がつきます。
この価格は真っ当だと思います。

今、書いてて思い至ったのですが、加藤さん、この本、紙版の在庫がなくなったら有料の電子配信をなさったらよいのではないでしょうか?
余談ですが。

| 長期シリーズ/「漫画家のなり方」 | 14:34 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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