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一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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iPad

さあ、で、iPadです。ようこそ!!

iPad

こんなコピペ画ですみません・・・

少し前にその名前のノート型Macがあったのさえすっかり忘れていて(まだウチでも使っているのに・・・)、数日前に、「あ、名前は『iBook』とかどうだろ?」とかマヌケな妄想ヒラメキが頭をよぎった気がしましたが、意外に予想通りに『iPad』でしたね。

てか電子書籍ストアの名前の方が『iBooks』だった!!!

そう来たか。


なるほどとビックリ&腑に落ち。この名を予想していた人を今のところ知りませんでしたので。

未来から来たものは、未来から来たものだと気付きにくいものだということになかなか気付きにくいもので、しかもそれが現前してしまうと「前からあったじゃんそんな当たり前のこと」と思われやすいのが共通している点です。

以前のエントリーの中でも触れましたが、「iTunesの漫画版(書籍版)みたいなもの」(いや、そのもの)があるといいなあ・・・が現前しました。

今、iPodのためにiTunesから音楽をダウンロードすることは、当たり前になっています。同じことが、書籍(漫画も)を読むためにiPadでiBooksからダウンロード、というコトになります。

iPodにiTunesから音楽をダウンロードしてもらうために、別にレコード会社は必要ありません。

著作権者(ミュージシャン)が、直接Appleと契約して、iTunesに登録して、ユーザーさんからのダウンロードがあった分だけ、利益を得ています。

iPadにおいて(「あいぱっど」。読みがiPodと似ててまぎらわしいな)、本(漫画)の作者が、同じように直接Appleと契約して・・・

その道理で行くと、(レコード会社にあたる)出版社を介する必要もありません。もちろんあって欲しいならあっても良いけど。

印税率70パーセント、とかも謳われているのですから、紙の単行本の印税率10パーセントというここまでの状況とどのようにせめぎ合っていくのでしょうか?

規格が漫画に(その他の日本の書籍に)ちゃんとフィットするのか、とか、独自の日本の出版の流通システムがどうか、とか、そういったことは枝葉なはずです。「その音源がMP3かどうか」とか「どこの国のストアから買ったか」なんて、iPodで音楽を聴くときに、どうでもいいでしょ?

iBooksのデモを見る限り、「既存の紙書籍からの焼き直し」だけでなく、添付画像(挿絵とか写真ね)の動画化やリンクなど、デジタルならではの電子書籍のありかたも見えてきます。楽しい。ただ、漫画においてはすぐにそこまでの「電子書籍化」がなされるのかはわかりません。漫画のコマをクリックして動くものにしようと思ったら、もう「アニメーション映画」になってしまうものね。ひとまず現在の日本の紙の漫画の体裁のまま、電子書籍化し、著者への収入の問題をクリアできる突破口になると良いのでは、と思います。

日本国内の動きがどのようになるのか?

つまり、既存の「紙の書籍」の出版社が、どのように考え、どのように動くのか? も、注目し続けたいところです。

僕の今この瞬間の考えは、漫画においては、既存の大手(例えば3社、いや2,3番目の2社?)の命運は気になりますが、規模ではその下に続く、少し小さな規模の多くの出版社に、サバイブのチャンスが大きく訪れるのではないかというものです。そうした規模の出版社は大手よりも危機感も肌で感じて切実ですし、社員さん編集さんひとりひとりが自分の言葉でしゃべる人である率が高いように感じています(これは正しいです、たぶん)。

そうした組織のいくつかは、「紙の出版」という呪縛を越えて、媒体の形式がなんであろうと「書籍」(出版ではない)を愛して「書籍」を世に出し続ける組織として、新しい形で存続をし続けるかもしれない。

自動車メーカーはもう、「ハイブリッド車」「電気自動車」を出さないと10年後には存在しないであろう事と同じように、「紙の本」だけの「大手」はもう10年後には残っていないはずです。

同時に、『「書籍」を世に出し続ける』ということにおいては、著者個人が既存の出版社と同じことが出来る世界がやってきたことになります。

舵の取り直しもままならない重い巨艦企業よりも、フットワークの軽い個人のその動きが結果を出しやすい状況が訪れるかもしれません。(別に気楽で気軽なわけではない。命懸けであることには変わりないです。)

そうした時に例えば漫画で問題になるのが、本ブログ内の「漫画家のなり方」でも何度も取り上げていた「漫画は誰と誰がどうやってつくるのか?」という問題です。出版社に多く(多くないけど)存在していた、編集者という名の「共同制作者」という職能をこののち、どうやって育成、確保するのか?という課題とも直結します。

どうやって、「編集者」を、いや、「編集者が担っていた職能」を補いますか?

そしてそれはそのまま、「漫画家になりたい人は、ここよりのち、どうやったら漫画家になれるか」という話につながります。

この先、再開して連ねようと思っている「漫画家のなり方」他は、そのテーマを常に意識しながら綴ろうと思います。


とにかくまあ、多分、iPad(あいぱっど)の前に、「課金制オンラインコミック」の試験飛行相乗りから、ですね。

でもiPadすごい。未来からやって来た。ようこそ!!

(「あいぱっど」! 平仮名に直して大きく書いてももまぎらわしいね)

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