一色登希彦/ブログ 

一色登希彦 ブログ / 三重県の小さな町に在住 現在は飲食店に従事 漫画描いてました

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「漫画家のなり方」46

第12章 アシスタントの日々になすべきことについて

   その3 いちど自分のいままでのスタイルがすべて崩れます ビックリしないように 

これは、自分のところに来てくれるスタッフさんにも最初に言うことです。

何しろたいへんなペースで仕事をしている人間の許で仕事をするのです。
いちばん身近な人の影響は大きいです。

影響を受けて、自分のスタイルが崩れます。


それは、絵柄であったり、絵柄以前の漫画のリズムやスタイルであったり、多岐にわたります。
崩れない人はいません。
自分の個性が脅かされるように感じるはずですが、ひとまず気にせずにいてください。
「個性が崩れるから困る」「個性がつぶされるからイヤだ」といった、人から聞かされた没個性な反応はしないように気をつけて下さい。
その程度のことで揺らぐ「個性」は、「個性」でなく、ただの「クセ」です。
「クセ」は、直したって再検証したって一向にかまいません。
本当の「個性」は、そんなことでは揺らぎません。
また逆に、そんなふうに人の影響を受けたくらいで磨けるものでもありません。
個性は、すり減って傷ついて磨いて行く中で本当の形が現れてきます。
自分の才能は、そんなに底が浅くはないから、大丈夫ですよ。

でもその「底の浅くない個性」は、底が浅くないので、つまり相当深いところにあるので、本当に今の自分をすり減らして傷ついて磨いて行かなければ、出ては来ません。

その作業が苦しいのです。死にそうな苦しみなのです。


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